最近、だいきち所有の機材ラインナップの中で存在感を増しているのが、PENTAX MX と 50mm f1.2 の組み合わせだ。
ネガカラーも良し(PENTAX MX と 50mm f1.2)、モノクロも良し(フィルムと旅する和歌山編5)、ということで、今回は夜のモノクロはどうか試してみることにした。
フィルムはT-MAX400 を使ってISO1600相当で撮影し、現像時に2段増感現像した。
D76(stock)で 20℃ 9分15秒 。
PENTAX MX SMC-PENTAX 50mm f1.2 Kodak T-MAX400(EI1600)
会社からの帰り道、ISO1600 で開放f1.2 で撮影。
暗くても撮れるし、なかなか情感あふれる雰囲気だ。
PENTAX MX SMC-PENTAX 50mm f1.2 Kodak T-MAX400(EI1600)
ちょっと粒状感はあるけど、増感している割には気になるほどでもないかな。
PENTAX MX SMC-PENTAX 50mm f1.2 Kodak T-MAX400(EI1600)
このカットはトーンが滑らかで、解像感も高いし、増感したとは思えない。
PENTAX MX SMC-PENTAX 50mm f1.2 Kodak T-MAX400(EI1600)
最近はKodak からT-MAX3200が復刻されたけど、果たしてどうなんだろう。
海外の作例を見ると、ISO400のフィルムを増感した方が滑らかな気もする。T-MAX3200は値段も高いし。
PENTAX MX SMC-PENTAX 50mm f1.2 Kodak T-MAX400(EI1600)
現像時にフィルムをリールに巻くときに失敗したので、巻き直そうとリールを分解したときにフィルムを折って跡を付けてしまった(右側の白い線2本)。
PENTAX MX SMC-PENTAX 50mm f1.2 Kodak T-MAX400(EI1600)
PENTAX MX SMC-PENTAX 50mm f1.2 Kodak T-MAX400(EI1600)
PENTAX MX SMC-PENTAX 50mm f1.2 Kodak T-MAX400(EI1600)
夕方、f2.8 でどれくらい被写体が浮き上がるか試してみる。
いろいろと楽しめるレンズだ。
PENTAX MX SMC-PENTAX 50mm f1.2 Kodak T-MAX400(EI1600)
昼間はどうかなと。
確かf8くらい、メダカの動きが速いので、1/1000を使ってみた。
PENTAX MX SMC-PENTAX 50mm f1.2 Kodak T-MAX400(EI1600)
外のピーカンだと、f22で1/1000 となってしまう。回折現象の小絞りボケが出ていると思うけど、正直よくわからない。
まぁ本来は当然そこまで絞らないほうがいいのだけど。
PENTAX MX SMC-PENTAX 50mm f1.2 Kodak T-MAX400(EI1600)
田んぼの水入れが終わり、代かきをしていた。のどかだなぁ。
PENTAX MX SMC-PENTAX 50mm f1.2 Kodak T-MAX400(EI1600)
というわけで、PENTAX MX と50mm f1.2 、 T-MAX400(EI1600)の組み合わせを見てきた。
夜はフィルムでは撮りにくい、というのは確かだけど、決して無理というわけでもない。
暗いところは暗く撮れればいいわけで、その意味では、モノクロは ISO400 と明るいレンズがあれば十分楽しめるかなという気がしている(ただし昼間は撮りにくいですね)。