GFX100S を購入して約1年。
ラージフォーマットにしてはコンパクトなボディサイズ、GF45-100mm レンズの高精細さ、フジフイルムのフィルムシミュレーションの色の良さ、と家族の記録やポートレート、旅先の風景を撮るにはすばらしいシステムだと思う。
しかし、この春、子どもたちの節目のイベントも終わったため、GFX100S の出番も急激に少なくなってきた。
なんの不満もないけど、買い替えるなら今だな。
これからは家族旅行よりも一人旅が増えることを考えると、なるべくコンパクトなシステムにしたい。
GFX100SやGF45-100mm,GF30mm レンズを下取りに出して変えるコンパクトなシステムというと……、やはりライカMシステムだろう。
ここ1、2年、ライカとは、ちょっと距離を置きたい気分だったので、LEICA M-E や LEICA M6、Summicron 50mm f2、Summilux35mm f1.4、Summarex 85mm f1.5 、Elmarit 28mm f2.8 、Summarit 50mm f1.5 などは売却して、LEICA Q2 に一本化していたけど、心機一転、もう一度、M型ライカを買ってみようかな。
現行だとM11 になるけど、入荷まで時間がかかりそうだし、LEICA M10-P の佇まいのかっこよさに惹かれて、M10-Pを買うことにした。
レンズは、以前から気になっていた NOKTON 50mm f1.2 にしてみた。
やっぱかっこいいな……。
手に持った感触は、金属の冷たさとずっしりとした重さを感じる。
けど、M-E と比べると重さも厚みもコンパクトになって、LEICA M6 の感触に近い。
LEICA Q2 と並べてみる。
Q2にはグリップを付けていることもあるけど、Q2は意外とデカい(笑)。
NOKTON 50mm F1.2 を付けてみる。
ちょっと大きいけど、まぁ大口径レンズだし、持ち運びが苦になる重さではないかな。
今度はアンジェニュー 35mm f2.5(R1)を付けてみる。
重くはないけど、レトロフォーカスなので長いのが難点。
もう少しコンパクトなレンズもほしいな……(贅沢)。
とりあえず、NOKTON 50mm f1.2 を付けて試し撮りを行う。
LEICA M10-P Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical
LEICA M10-P Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical
LEICA M10-P Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical
LEICA M10-P Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical
LEICA M10-P Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical
LEICA M10-P Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical
すべて開放なんだけど、よく写るなぁという印象。
もうちょっと遊び心があってもいいかな、という気もするけど(贅沢)、とりあえず1本目のレンズとしては文句はないし、純粋にいいレンズだと思う。
M10-P は、シャッターフィーリングがとても良く、撮っていて楽しい。
久しぶりに「撮る気にさせるカメラ」に出会えた気分だ。