前回、Cinestill800 と FOCA Oplarex 50mm f1.9 を組み合わせたが、その結果がよかったので、今度はLOMO800 を使ってみることにした。
LOMO800 は高感度にしては安かったし(現在は値上がりして、3本2000円くらい)、色の出方も比較的オーソドックだと思う。
Flickr や Lomography 、そして自分の感覚を総合すると、昼間は割と忠実な色、夕方から夜にかけては、青や緑が印象的だ。
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
岡山市内を走る路面電車。
開放で1/25 くらいで撮影。
光の滲みが Oplarex っぽくて幻想的だ。
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
蛍光灯下のように、少し緑がかった感じ。
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
手前にピントを合わせて、アウトフォーカス部の点光源のボケを見てみる。
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
結構暗くなってからでも、夜スナップができるフィルムというのはありがたい。
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
今度は夕焼けの時間帯。
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
刻一刻と色が変化していく。
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
このブルーモーメントの色合いが綺麗だなと。
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
だいぶ暗くなってきた。
この曖昧な描写や光の滲みが、夜の湿度やゆらぎを表現していて自分の見え方に近い。
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
よくよく考えたら、野口里佳がベルリンの夜の街をフィルムで撮った写真がすごい好きで、その色合いや光線を今も追い求めているのかもしれない。
昔、雑誌で、PENで撮ったと載ってた気がする(記憶が曖昧ですが)。
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
で、昼間使うと割と普通なんですよ、これが。
FOCA Universal R Oplarex50mm f1.9 LOMO800
両方とも少し黄色が乗った感じで、優しい発色。夜とはちょっと色の出方が違う。
と、今回はLOMO800 と Oplarex を組み合わせてみたけど、高感度のフィルムが減っている中、700円以下で手に入るこのフィルムは貴重だし、色合いも問題ないので、これからも使っていきたいフィルムだ。
おしまい。
すみません。フィルムの違いより
スキャナの自動補正(画像エンジン)の違いのほうが大きいと思うので
フロンティア SPシリーズなのかノーリツのEz Controllerなのか明記していただけると助かります。人の手が入ってない画像エンジンのストレートスキャンなのかも海外では書かれてます。
もしブログネタ的に比較しても面白いかもしれませんね。
シャープネスやノイズリダクションのアルゴリズムもだいぶ違うと思いますし。
田辺さん
私は4軒くらいのお店に出していますが、どこもNORITSU KOKI EZ Controller で、自動補正でお願いして、そのデータをそのままアップしています。
確かにネガの色は、スキャナの補正が大きいと思います。
ただ「日本カメラ」2018年1月号で赤城耕一さんが51本のカラーフィルム(ネガ、ポジ)を同一条件で撮り比べていますが、
それをみると、フィルムによって色、粒状感は異なるので、それぞれのフィルムの特徴はあるのだろうと思います。
しかし現実には、その特徴よりもスキャナの補正の影響の方が強いのは事実ですね。
フジとノーリツは確かにだいぶ違いがありますが、今はお店によっては手動で明度、彩度を大きく補正しているところも多いですよね。
なので、何が真実なのかわからないので、ネガの色味に関しては、自分がいいと思う色味にいじっていいんだろうなと思います。
ただとりあえず、このブログでは今のところノーリツの自動補正です。参考になれば幸いです。
コメントありがとうございました。