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いや~、ついに買ってもうた。バルナック型ライカ。

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ライカⅢ型 (DⅢ型) で、1937年製。
いまから77年前って、すげえ。
Elmar 50mm f3.5 付きで、レンズは1936年製のようだ。

 

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Ⅲ型は、Ⅱ型にはなかったスローシャッター(T,1,1/2,1/4.1/8)を組み込んだモデルで、ストラップの吊り輪もついている。
左側の接眼窓が距離計で、二重像を合致させてピントを合わせる。そして右側のファインダーで構図を決める。
この距離計とファインダーの接眼窓の間隔は20mm と広いため、目の移動距離が長い。
Ⅲb では間隔が6mmに改善されている。

 

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沈胴式のElmar を伸ばした状態。

NIKON S2 を購入後、さらに古いレンズとレンジファインダーが欲しくなり、LEICA M3 やM2 も考えたが、せっかくだからLマウントにしようと決めた。
バルナックライカでは、Ⅲf (1950年発売) が完成型と言われているが、ここまで来たら第二次世界大戦も超えてやれ、と思いⅢ型にした。

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M6 と比べてみる。M6 もコンパクトだと思ったが、さらに二回り小さい。

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NIKON S2 と比べても、一回り以上小さい。
「あのカメラと似ている」 と思い……。

 

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KLASSE W と並べてみた。
質感や重さは違うけど、サイズは似ている。

 

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横から見ると、形も結構似ているではないか。

 

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ついでに軍艦部。ここの感じも似ている。
まさか、バルナックライカの進化型がKLASSE だったとは!?

いままでバルナック型に対する憧れはあったが、果たして実用的なのか、またフィルムの装填が大変なのではないか、と敬遠していた。

状態に関してはピンキリなので、信頼できるお店から買うしかない。
操作に関しては、「絞りを決める」「シャッタースピードを決める」「構図を決める」「ピントを合わせる」「シャッターボタンを押す」「巻き上げる」「撮り切ったら巻き戻す」 というカメラの普遍的な操作法を実行するだけ。

なんのトラブルや迷いもなく撮れることに、むしろ戸惑いすら覚える。
写真を撮る、 ということに関しては、この時代にすでに完成していたんだ。

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問題のフィルム装填に関しては、買ったお店で懇切丁寧に教えていただいた。

お店の人の話では、本やネットでよく紹介されている「テレフォンカードを使う方法」は、やめた方がよいとのことだった。実際、故障する人も多いそうだ。
上の写真のように何本か家で切って用意しておけば、出先での交換も問題ない。

むしろ、スプールにフィルムの先端を入れたときに、抜けないでしっかりと入っているかが肝だと思う。
スプールにより個体差があり、ものによっては奥まで入れてもすぐに抜けてしまったり、逆に固くて奥まで入らない、というものもあるからだ。

【2015年11月13日追記】

フィルムの装填方法と操作方法についても、一応、書いておきたい。

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巻き戻しノブ(撮影完了後、引き上げて巻き戻す)
シャッタースピード
巻き戻しレバー(撮影完了後、Rへセットして巻き戻す)
シャッターボタン
巻き上げノブ、およびフィルムカウンター(フィルム装填後、自分で1にセットする)

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スローシャッター。のシャッターダイヤルを「20-1」にセットしてから、を操作

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▲裏蓋を開けたところ。

まずはフィルムをカットする。だいたいフィルムのパーフォレーションで20穴分か21穴分くらいのところまで切る。なるべくエッジがないように、滑らかに切る。

右下は、『カメラライフ Vol.9 』(2011年)についていた付録。

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▲スプールにしっかりと挿入。

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▲パトローネとスプールを奥まで挿入(写真は装填途中)。
挿入後、シャッターを切って、巻き上げノブを回す。スプロケットとフィルムが噛んで、フィルムが巻き上がっていることを確認する。

その後、裏ぶたを閉め、シャッターを切って巻き上げる。巻き上げるときに、巻き戻しノブが矢印とは反対方向に回転していることを確認する。

2、3回、シャッターを切って、フィルムカウンターを「1」へセットして完了。

【追記終了】

20140803-FH010029
LEICA Ⅲ Elmar 50mm f3.5  Fuji C200

20140815-FH000032
LEICA Ⅲ Elmar 50mm f3.5  Fuji C200

とりあえずフィルム1本目。
なんなんだ、このしっとりとした優しい感じは。
しかも、カラーなんて想定していない時代なのに、色の出方もイイ。
いまだにElmar の人気が高いのもうなずける。

う~ん、なんかいろいろと遠回りして、やっとスタート地点までたどりついた気がする。
使いこなせるように、頑張ろう。

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