前回まで(フィルムと旅する 五島列島・福江島 編)。
●二日目
今日は、午後4時半に福江港からジェットフォイルで長崎港へ向かう予定なので、それまで島内をぶらつくことにする。
ちょっと遅めにホテルをチェックアウトし、島内の西側を車で走る。
できれば観光的ではない、島の素顔を見たいものだ。
NIKON F3 HP Helios44-2 58mm f2 LOMO800
島内は山が多く、その谷間に集落がある。
けど、人が全然見当たらない。
NIKON F3 HP Helios44-2 58mm f2 LOMO800
RICOH GR1 28mm f2.8 Kodak T-MAX100
山間の集落に来た。
この雰囲気は最高だ。
RICOH GR1 28mm f2.8 Kodak T-MAX100
軽くお話をする。
島から出たことないんだ、的なことをおっしゃっていた。
RICOH GR1 28mm f2.8 Kodak T-MAX100
黒瀬という港町に来た。
この一帯の町並みは古い漁港の風情を残しており、しばし散策する。
RICOH GR1 28mm f2.8 Kodak T-MAX100
漁村だからだろうか、昼間だったので人をまったく見かけなかった。
NIKON F3 HP Helios44-2 58mm f2 LOMO800
井持浦教会。
1899年に造られた日本最古のルルドの泉。
NIKON F3 HP Helios44-2 58mm f2 LOMO800
NIKON F3 HP Helios44-2 58mm f2 LOMO800
人影はまったくなく、ゆっくりと見学することができた。
RICOH GR1 28mm f2.8 Kodak T-MAX100
福江島の西側の端にある玉之浦地区。
RICOH GR1 28mm f2.8 Kodak T-MAX100
ここも味のある漁村だった。
NIKON F3 HP Helios44-2 58mm f2 LOMO800
f5.6くらいで使う Helios は、しっかりとした写りだ。
NIKON F3 HP Helios44-2 58mm f2 LOMO800
玉之浦地区と島山島を結ぶ橋。
この玉之浦湾内に小浦海水浴場という穏やかなビーチがあるので、長崎港行きジェットフォイルの時間まで海水浴を楽しむ。
NIKON F3 HP Helios44-2 58mm f2 LOMO800
午後3時前になったので、福江港に向かう。
レンタカーを返却し、午後4時半発のジェットフォイルに乗船、中通島に立ち寄って、およそ2時間で長崎港に着いた。
NIKON F3 HP Helios44-2 58mm f2 LOMO800
長崎港では夕焼けがきれいだったので、しばし撮影に没頭する。
NIKON F3 HP Helios44-2 58mm f2 LOMO800
NIKON F3 HP Helios44-2 58mm f2 LOMO800
右手に見える長崎三菱造船所も、「明治日本の産業革命遺産」ということで世界遺産に認定されている。
思案橋のホテルにチェックインし、夕飯がてら夜の長崎を散策する。
RICOH GR1 28mm f2.8 Kodak T-MAX400 (+2増感)
思案橋近辺は路地に入ると、なかなか昭和感あふれる飲み屋街が残っている。
RICOH GR1 28mm f2.8 Kodak T-MAX400 (+2増感)
長崎は仕事で来たことがあるが、その時は夜はキャバクラに連れて行かれたので、夜の町並みを散策できなかった。
RICOH GR1 28mm f2.8 Kodak T-MAX400 (+2増感)
RICOH GR1 28mm f2.8 Kodak T-MAX400 (+2増感)
そんなこんなで、自然あふれる福江島から長崎の飲み屋街まで、振れ幅の大きい一日だった。
明日は、長崎の山手などを散策して、東京に帰る予定だ。
どもども、だいきちボンバー殿。
離島ってのはいい感じですよね。
拙僧も利尻島や奥尻島なんぞに単車と共に渡っていますがキャンプツーリングとなると趣味のフィルムカメラのスペースを確保するのも難しく、また、貧乏性でゆっくりと過ごすこともできず写真趣味を堪能できません。
相変わらずヘリオスとロモフィルムの組み合わせがお見事ですね。
でも、今回はやっぱりリコーGR1の素晴らしさを再確認しました。拙僧のはGR10ですけど。
モノクロでばかり撮っていたので忘れていたのですがカラーネガでもこれほどキリっと写りますか。
それに夜の街ですよね。廉価なコンパクトカメラも晴天の昼間なら高級コンパクトカメラに引けをとらない写りをしますが条件が悪い時ほど高級コンパクトカメラの実力の発揮ですね。
ネットオークションでオリンパスμ2が14500円で売れた話はもうさせていただいたでしょうか?
0の数は間違っていません。なんだか変なカメラが高価で動きます。μ2もいいカメラですけど、その値段だとなんだかだましている気になってしまいますよね。買ったときは200円とか500円なんですから。ありがたい話ですけど。
もっとも、高級コンパクトカメラは更に高級になって手が届かないでしょうね。
ほんの数年前、ライカのミニルクスが14800円で転がっていたのを買わなかったことを鬼のように後悔しているのですが。
Rikkieさん、どうもです。
離島はいいですね。文化や建物も昔の物が残りやすいですし、自分がまったく知らない非日常に来た感じが、旅情をさらに駆り立てます。
GR1はおっしゃるように、カラーがこういう感じで写るイメージがなかったので驚きました。GR10もおそらくレンズは同じなので写りはいいんでしょうね。
ただ、無印GR1は、DXコード以外に感度設定ができないので、夜の増感撮影は難しかったです。すべて露出補正で2段マイナスにして撮ったのですが、もっとマイナスにしたいシーンもあり苦労しました。
コンパクトカメラは人気ですね。高級機はもちろんのこと、中級機クラスも高くなっています。μシリーズやBIG mini 、TIARA あたりも来てますね~。Rikkieさん的には、時代が追い風の気がします。
僕は、G2を委託で3万くらいで売ってしまって、いまなら倍以上で売れたのに、と後悔しています。というか、今も使いたくなるので売らなければよかったです(涙)。