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最近はまた高級コンパクトカメラが再評価されているようだ。

CONTAX T2、T3、MINOLTA TC-1、KONICA HEXAR、RICOH GRシリーズ、KLASSE、などが挙げられ、T3 は10万超えなんていうプライスタグを散見する。

だいきちは、新品でKLASSE W を購入して以来、コンパクトカメラはこれ一台だったが、モノクロフィルムとカラーフィルムを同時に使いたい、違うISO感度のフィルムも同時に使いたい、といった理由から、もう一台、コンパクトカメラが欲しいと思っていた。

KLASSE W のレンズは28mm f2.8 なので、できれば違う画角にしたい。

となると、T2の38mm、T3の35mm、HEXAR の35mm になるのだが、T2、T3は高すぎる、HEXAR はなかなか市場に出回らない、といった理由でしばらくペンディングになっていた。

すると、ネットでHEXAR を許容範囲の価格で発見、すかさずお店に問い合わせたのだが、既に売れてしまっていた。

 

 

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すると、GR1 を少々お買い得価格で発見、28mm f2.8 とレンズのスペックがKLASSEとかぶることが気になったが、使い分けは可能と判断し購入とあいなった。

実はGR1は、編集者仲間に所有している人が多く、会う人ごとに、「もうフィルムカメラなんて使わないだろうから5000円で買ってやろうか」  「カメラ屋さんに持っていっても二束三文だぞ」  と親切に教えてあげていたのだが、誰一人引っ掛からず、自分で買う羽目になってしまったのは忸怩たるところだ。

GR1 と KLASSE、同じコンパクトカメラのカテゴリーだが、その大きさや軽さが違うことに驚いた。

軽いと思っていたKLASSEは約280g(ストラップ、電池込み)、GR1は約200g(ストラップ、電池込み)だった。

GR1は昔何度も借りて使っていたが、こんなに軽かったのか。

 

 

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背面の赤いボタンが電源、左側のダイヤルが露出補正、右側のダイヤルが絞り。

GR1 シリーズには、初代、GR1s、GR1v、GR21、(GR10)があるが、初代はISO感度を自分で設定できず、DXコードの判別のみなのがちょっといただけない。

ちなみにツイッターでも呟いたが、背面のサインはダイドーでもアラーキーでもなく、女子プロゴルファーの有村智恵だ。

友人の友人だったので、つい……。翌日酔いが醒めて、ちょっと後悔しましたが。

 

 

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KLASSE の軍艦部。右側のダイヤルが絞り、露出補正は前面に付いている。

GR1より幅が分厚い。

分厚いけどホールドはしやすいので、このあたりは好みだろう。

背面にキズが多いけど、これはたいていニコンレンズの爪にやられている。あの爪野郎、カバンのなかで凶暴なので隔離しないといけない。

というわけで、GR1の試し撮りを行った。

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 Kodak UltraMax400

まずはカラー。

手前に赤いポストと青い車、奥に赤と青の看板、そして赤と青の傘を持った女性があらわれたので、急いでシャッターを切る。

シャッターが浅く、ちょっと半押ししたつもりでシャッターが切れてしまう。

あわてて撮ったのでピント合ってんのかね、と思ったのだけど、どうやら問題なさそうだ。この速写性はGR1の特徴の一つだろう。

もっとも、28mmという広角、さらに感度400のフィルム、昼間、という条件だと、パンフォーカスになることが多いので、実際のオートフォーカスの精度や早さは、開放付近の絞りのときや近距離撮影時にチェックしたい。

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 Kodak UltraMax400

なかなか自然な色乗りでよさそうだ。

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 Kodak UltraMax400

ここは確か、f4の絞り優先で撮影。

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 Kodak UltraMax400

ここは最短の30cm付近で撮影。

かなり近づいたつもりだが、ピントも合い、よく撮れている。

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 Kodak UltraMax400

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 Kodak UltraMax400

武蔵小山の再開発で最近立ち入り禁止になったエリア。

背伸びしてノーファインダーで撮った。

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 ADOX Color Implosion

GR1 のちょっと渇いた、乾いたイメージがColor Implosion とマッチするのではないかと思
い使ってみた。

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 ADOX Color Implosion

粗粒子の感じと色味がおもしろい。

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 ADOX Color Implosion

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 ADOX Color Implosion

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 ADOX Color Implosion

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 Kodak T-MAX400

最後にモノクロを使ってみた。

やはり、GRと言えばモノクロ、というイメージが強いが、そのイメージ通り、キレのある描写だ。

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 Kodak T-MAX400

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 Kodak T-MAX400

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 Kodak T-MAX400

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 Kodak T-MAX400

夜の8時過ぎ、感度400では難しいかと思ったが、なんとかスローでもいけそう。

 

 

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RICOH GR1  28mm f2.8 Kodak T-MAX400

というわけで、GR1 を見てきたが、とにかく軽い、起動が早い、オートフォーカスの合焦を確認する前にシャッターが切れてしまうという速写性など、さすがスナップシュータ―機、という感じだ。

またレンズの性能が高い。
特に、ほどよいコントラストと階調性の両立は、ライカのエルマリート28mm を彷彿とさせる。

ぜひポジフィルムでも試してみたいレンズだ。

関連記事:じゃあ、KLASSEはどうなのか

 

 

 

2 のコメント

  1. どもども、だいきちボンバー殿。
    いわゆる高級コンパクトカメラは本当に高くなりましたね。
    と言う拙僧もコンタックスT2を処分したのですが、単車のジェネレータ周りの修理代を払ってもサバイバルゲーム用のそこそこいい電動ガンが買えるくらいの価格になりました。コンタックスT2のゾナーはちょっと惜しいですが、京セラのボディですから壊れないうちに処分という気分はありました。
    リコーGR10は持っています。この写りはかなり気に入っていて2台目です。リコーらしく液晶モノクロパネルに難があるのですが安かったので確保しました。GR-1シリーズは手が出ないですね。
    1枚目の写真は好きですね。雨の中の濡れた原色が潤いを感じます。ウルトラマックス400というフィルムともマッチしているのでしょうか。GR10も速射力に強いですがGR-1はもっと素晴らしいのでしょうか。
    最短で撮影した錆びたジャングルジムとそのしずくの描写も興味深いですね。綺麗に撮れていますが切れすぎないところがいいですね。GR10の晴天の描写だと切れるイメージがあるので開放に近いとまた違う味わいが楽しめそうです。拙僧はカラーフィルムを使ったことが無いんですよね。
    この種のカメラの三昧境はノーファインダーにありと思っています。おおらかなフレーミングで瞬間を楽しみたいですよね。
    高級コンパクトカメラが本領を発揮するのは黄昏後だと思っています。晴天下では安カメラも素晴らしい写りをしますが、黄昏時や黄昏後のデリケートで儚い諧調は高級コンパクトカメラならではではないでしょうか。
    我が師団にもニコン35Tiやクラッセ(初代)が残っているので当面は海外旅行などにも困りません。

    Rikkie
  2. Rikkieさん、どうもです。
    T2売却されたようですね。ブログで拝見しました。
    売り時としては最高でしたね。写りはすばらしいですが、いつ壊れてもおかしくないので…。
    あまり高額な電動フィルムカメラに行くのはリスキーだと思うのですが、それでも売れているようなので、T2,T3の人気には驚かされます。
    GR10は、レンズはGR1と同じなので、非常にお買い得なカメラですよね。機能は一部省かれていますが、写りは同じですから。
    本当はTC-1使ってみたいのですが、これも何年にわたって高いまま相場を維持しているというのもすごいカメラです。
    ニコン35Ti も欲しいと思うのですが、これもなかなか完動品が出てこないし、出てくると高い。
    海外に持っていくには、このあたりの高級コンパクトカメラがいいですね。

    だいきちボンバー

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