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BERGGER と言えば印画紙の印象が強いが、最近、新しいモノクロフィルムを発売したとのことだったので、silversalt で購入した。

 


BERGGER Pancro400。

結晶粒の大きさが異なる2つのパンクロ乳剤(臭化銀およびヨウ化銀)から構成されており、ラティチュードが広いという。

silver salt で1本980円、とTri-X や T-MAX より高いけど、果たしてその価値はあるのか!?

そして現像だが、Shin Tooyamaさんのtwitterでは、D76だと硬調に上がるのでD23がおすすめ、ということを書かれていた。

D23は今度試してみるとして、まず1本目はロジナールを使ってみた。

ADOX Adonal (1+50) 20℃ 22分

 

 


LEICA M6  Summicron f2/50mm(3rd) BERGGER Pancro400

やや粒状感があるものの、トーンが美しい。

黒つぶれもしにくく、確かにラティチュードの広さを感じさせる。

 

 


LEICA M6  Summicron f2/50mm(3rd) BERGGER Pancro400

この雰囲気はなんだろう。

硬すぎず、バライタで焼いたらかっこよさそうなネガだ。

 

 


LEICA M6  Summicron f2/50mm(3rd) BERGGER Pancro400

描写も精密で……、というかズミクロンもすごいなこれは。

 

 


LEICA M6  Summicron f2/50mm(3rd) BERGGER Pancro400

 

 


LEICA M6  Summicron f2/50mm(3rd) BERGGER Pancro400

このフィルムはまだあまり情報がなく、オーソドックスな現像だとこうですよ、という基準がないのでまだよくわからないというのが正直なところ。

ただ、このトーンの美しさは特筆すべきところで、印画紙メーカーらしく、印画紙にアウトプットする前提なのだろう。

続いて、D76(1+1) 20℃ 17分。

 

 


LEICA M6 Summarex 85mm f1.5 BERGGER Pancro400

個性的なレンズで、このボケ方とかたまらないわけですが、フィルムに関して言えば、ピント面がちょっと硬い感じがするのと、この粒子感があまり好みではないかなと。

 

 


LEICA M6 Summarex 85mm f1.5 BERGGER Pancro400

もちろん悪いわけではないんだけど、このフィルムの良さがD76だと出ないんじゃないかなと。

あえて選ぶ必要はないかもしれない。

 

 


LEICA M6 Summarex 85mm f1.5 BERGGER Pancro400

とまぁ、BERGGER Pancro400 について、現像液の違いとともに見てきたが、結論としては、

BERGGER Pancro400 は、トーンが美しい。
・絵画のような写りが楽しめるかもしれない。
・D76 で現像するのは、ちょっと微妙かもしれない。
・ロジナールで現像するのは、まぁまぁいい気がする
・ズミクロンはすごい。
・ズマレックスの立体感やボケは際立っている。
BERGGER Pancro400 は印画紙に焼いてみると、もっとはっきりとしたことが言えそうだ。

とりあえずファーストインプレッションとしてはこんなところ。

120フィルムもあるので、今度はD23で現像してみるぞ。

 

 

4 のコメント

  1. どもども、だいきちボンバー殿。
    ベルゲールは前にカワウソさんで注文したのですが、あちらから「粒子が荒いのでポートレーイとには向きません。と、連絡をいただき、TMAX400に変更したことがあります。
    お写真を拝観するかぎりでは、確かに女子ポートレイトには向かないようです。
    和傘を拝観すると、いい具合の調子が出ていていフィルムのパワーを感じます。
    しかし、やっぱり現像はデリケートに行う必要があるようですね。また、印画紙に焼くときにあ粒子間を生はかしたプリントが好ましい気がします。
    それにしても、羨ましいレンズの数々ですねえ。
    Summarex 85mm f1.5なんてとても手が出ません。
    コンタックスT2は委託を真剣に検討しています。
    ちょっと惜しい気もしますが、動くうちに処分したいですね。
    何しろ、京セラのボディですから。
    いい値段で売れたらGマウントかヤシコンマウントの35mmあたりがほしいですね

    Rikkie
  2. だいきちさまおはようございます。
    このフィルム僕も買ったんですけどまだ使ってないので記事にできないんですよね。
    記事にするときは是非引用させてください!
    にしてもレンズの味がものすごいですね…
    この魅惑的なボケはもはや神秘的です。
    この前はとあるカフェで、年配の方に「オールドレンズなんか使っても意味ない」なんて言われたところですから、現代のレンズにはない良さを再確認できて嬉しいです。

  3. Rikkieさん、どうもです。
    そうですか~。カワウソさんもそうおっしゃっていましたか。
    確かに用途、被写体を選びそうですね。
    悪くはないと思うんですけど、現像がセンシティブなのはちょっと常用しにくいですよね。
    ズマレックスは、ライカで一番描写が気に入っていて、いつかは欲しいと思っていたレンズだったんですけど、モノが少ないし、高いので諦めていました。すると、なんとか頑張れば、という値段で見つけて、これを逃すといつ出会えるかわからない、ということで思い切って買いました。
    これ1本で頑張ろう、と思えるレンズです。
    T2は、惜しい気もします。今後どれだけ使うかでしょうね。一度手放したら、再び手に入れるのはたいへんでしょうね……。ただ、いまの高値売却は魅力でもあります(笑)。Gマウント、ヤシコンマウントを2、3本買えるでしょうねぇ。

    だいきちボンバー
  4. ギさん、こんばんは。
    もういくらでも引用してください。光栄です。
    ズマレックスのボケは……、たまりません(笑)。
    いろいろなパターンで撮っていますが、絞れば解像度が高く、開けばボケ、それも被写体までの距離によって立体感やなだらかなボケが変化してくるので飽きないですね。
    オールドレンズのよさがわからない人には、説明してもなかなか理解してもらえないでしょうね。
    レンズのよさは、自分の内面から自然に湧き出てくる感情なので……。しかし、「意味ない」とか言われるとムッとしますが(笑)。
    僕はギさんに理解していただいてすごいうれしいです。

    だいきちボンバー

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