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ペトリカラー35は、発売当時の広告にも 「カラーに抜群に強い高性能」 と謳われており、その名の通り、当時普及が進んでいたカラーネガフィルムを意識したカメラだ。

レンズは3群4枚のテッサー型、コーティングも施されており、なかなかの発色のよさを見せる(Form follows function!  ペトリカラー35)。

感触としては、発色自体は悪くないんだけど、スコーンと抜けるような感じはない。

こういうレンズはえてして、階調が豊かで、モノクロとマッチすることが多い気がする。

というわけで、ペトリカラー35にT-MAX400 を詰めて、ちびちび撮っていた。

現像は、D76(stock)  20℃ 7分30秒、 EPSON GT-X830 でスキャン(2,400dpi) している。

 

 

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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400

確か夕方で開放付近だったけど甘さはなく、なかなか精密な描写だ。

 

 

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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400

目測式で、ささっと撮れるスナップ向きなので、自分の撮影スタイルとしてはモノクロの方が使いやすい。

 

 

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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400

中間調も豊かで、さまざまなグレーがきれいに出ている。

 

 

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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400

ペトリカラーと同じ時期に建てられた団地。

居住者の高齢化が進み、空き室の方が多くなってしまったという。

 

 

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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400

40mmという画角が、広すぎず、狭すぎず、都市の記憶を記録するにはちょうどいい。

 

 

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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400

 

 

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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400

結構な逆光だったけど、CC(コンビネーションコーティング)のおかげか、破綻せずに写っていた。

 

 

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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400

というわけで、ペトリカラーでモノクロフィルムを使ってみたが、予想通り、なかなかの写りのよさを見せてくれた。

シャドーが粘る感じはないが、これだけ写れば十分だろう。

 

 

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▲今回の機材。

 

 

 

3 のコメント

  1. どもども、だいきちボンバー殿。
    「発色自体は悪くないんだけど、スコーンと抜けるような感じはない」、これはモノクロ者からするとピンとくる表現です。つまり、諧調が穏やかで焼きやすいネガが出来る可能性がありますね。
    拙僧もマクロプラナーのポジを見て「ブロニカ以外はニコンもペンタックスも処分してコンタックス(当時は考えられない程高額でした)しかないのでは」と悩みました。しかし、モノクロで撮ると中間調が掴み辛い(コントラストがつきすぎる)普通の焼き辛いネガになって、危うく大金をつぎ込むのを回避できました。
    もっとも、ヤシコンレンズが手が届くようになってから、シャドウの中のシャドウや滲むようなアウトフォーカスを楽しんでいるのですが。
    ちょうど、拙僧もペトリカラー35Eで撮影した所です。マニアル露出の豊富な無印ペトリカラー35に比べると、ちょっと格が落ちますが、これはこれで気さくに撮れてイイ感じですよ。ただ、祭りのような速度戦のスナッピングになると、ちょっとEEのシャッター速度が遅めになりますね。
    見事にペトリの優しい諧調が現れていますね。ペトリのレンズは妙にディテールを再現するときと明後日の奉公になってしまいがちなのですが、ペトリカラー35/35Eは安定的のようです。
    驚いたのが海辺の写真ですね。これほどペトリのレンズがシッカリと逆光と高照度に耐えるとは意外でした。この辺りがコンパクトカメラのペトリレンズの頂点かもしれませんね。
    そういう意味では1枚目の開放の写真もしっかりと諧調でディテールを出していて興味深いですね。
    それにしても、この種のカメラで開放で目測なさるとは慣れと腕の賜物ですなあ。

    Rikkie
  2. Rikkieさん、どうもです。
    > 拙僧もマクロプラナーのポジを見て「ブロニカ以外はニコンもペンタックスも処分してコンタックス(当時は考えられない程高額でした)しかないのでは」と悩みました。しかし、モノクロで撮ると中間調が掴み辛い(コントラストがつきすぎる)普通の焼き辛いネガになって、危うく大金をつぎ込むのを回避できました。
    マクロプラナーの発色やキレには目を見張るものがありますが、そうですか、モノクロだと中間調が難しいですか。カラーでは相当なレンズだと思いますが、向き不向きがあるんですね。
    やはり、機材は複数必要ですね(笑)。
    > ちょうど、拙僧もペトリカラー35Eで撮影した所です。マニアル露出の豊富な無印ペトリカラー35に比べると、ちょっと格が落ちますが、これはこれで気さくに撮れてイイ感じですよ。ただ、祭りのような速度戦のスナッピングになると、ちょっとEEのシャッター速度が遅めになりますね。
    ペトリカラー35Eもいいカメラですよね。違うモノクロフィルム、現像液での仕上がりの違いを見てみたいので、更新に期待しています。
    > 見事にペトリの優しい諧調が現れていますね。ペトリのレンズは妙にディテールを再現するときと明後日の奉公になってしまいがちなのですが、ペトリカラー35/35Eは安定的のようです。
    遠景ではディテールがつぶれるシーンもあったのですが、これは撮り方に問題があったのかもしれません。あと露出を間違えると、粒状感が強く出すぎたり、このあたりは、経験ですね。

    だいきちボンバー
  3. > 驚いたのが海辺の写真ですね。これほどペトリのレンズがシッカリと逆光と高照度に耐えるとは意外でした。この辺りがコンパクトカメラのペトリレンズの頂点かもしれませんね。
    海辺でピーカンだったので、逆光はダメ元で撮ったのですが、意外と写っていて驚きました。コーティングの性能もいいのかもしれません。
    > そういう意味では1枚目の開放の写真もしっかりと諧調でディテールを出していて興味深いですね。
    あの開放の写真はけっこう気に入っているんです。ペトリのいい要素がつまっている感じで。
    これを見て、もうちょっと使い込んでみようと思いました。
    > それにしても、この種のカメラで開放で目測なさるとは慣れと腕の賜物ですなあ。
    目測は家でメジャーを使って鍛えたのですが、屋内と屋外では距離の感覚が全く違いますね。なので最初に一眼レフと併用しながら確認しました。
    コメントありがとうございました。

    だいきちボンバー

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