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赤外線フィルムを使って、赤外線写真を撮りたい! と思いついたのは、いまから2年前。

すぐに赤外線フィルムのRollei INFRARED と 赤外線フィルターのSC72 と IR76 を購入したのだが、なかなか時間がとれず、2年が経ってしまった。

 

 

DSCF9359

フィルムもフィルターも劣化するので、早く使わねばと思っていたところ、今日、時間がとれたので試し撮りをしてきた。

 

 

DSCF9364

しかし、フィルターをどうつけようか。

保護フィルターのサイズに合わせて切る、という方法もあるようだが、ちょっと面倒だし、きれいに円形に切れる自信がない。

 

 

DSCF9365

すると、以前購入した格安NDフィルター(格安NDフィルターは本当に使えるのか!?)に、各種フィルター径に対応したアダプターリングとフィルターホルダーが付いていたことを思い出した。

これは使えるのではないだろうか。

 

 

DSCF9368

まずレンズにアダプターリングを装着する。

 

 

DSCF9369

フィルターホルダーに赤外線フィルターをセロテープでつける。

赤外線フィルターをはさむボール紙のサイズをフィルターホルダーに合わせれば、セロテープを使わずにスマートに着脱できるだろうけど、とりあえず今回はこれで。

 

 

DSCF9370

完成。

赤外線フィルターを介していると、真っ暗で構図もピントも合わせられないので、簡単にフィルターの着脱ができるようにしておく必要がある。

で、一番の問題は、露出をどうするかだ。

どうもSC72フィルターだと、5,6段はプラスに露出補正する必要がありそうだ。

今回は、IR76フィルターを使いたいので、それ以上の補正が必要となる。

そこで、7段半プラスマイナス1段のブラケット撮影を行うことにした。

そうするとスローになるので、三脚を使用している。

また、Rollei INFRARED は、ISO400 で、実際にその感度が出ているかは不明だが、とりあえずそのままISO400 で使用した。

また、赤外線写真の場合、ピント位置がずれるので、通常のピント合わせの後、少し近距離にピント補正をしている。

機材は、NIKON F3 HP に Carlzeiss Distagon 35mm f2。現像は、D76(1:1) 20℃ で10分30秒。

EPSON GT-X830 でスキャン(2,400dpi) している。

 

 

【シーン1】
単体露出計だと、1/1000、F8 。

img957-2
1/15  f8

 

img958-2
1/15  f5.6半

 

img959-2
1/8  f8

 

img960-2
1/8  f5.6半

 

img961-2
1/4  f8

 

img962-2
1/4  f5.6

 

下3枚は、緑の葉が白く写るスノー効果が確認できる。

いや~、おもしろい。

IR76フィルターだと、8段プラスマイナス1/2段くらいなのかな。

 

 

【シーン2】
単体露出計だと、1/1000、F8 。

img974-2
1/15  f8

 

img972-2
1/15  f5.6半

 

img973-2
1/8  f8

 

img971-2
1/8  f5.6半

 

img970-2
1/4  f8

 

img969-2
1/4  f5.6半

 

シーン1と同じ露出だったが、これも下2,3枚あたりか。

写真としては、建物にもっと光があたる時間帯の方がよかったかな。

他もブラケット撮影しているが、まぁこのあたりが無難かなという写真をピックアップした。

 

 

img966-2 3
単体露出計:1/250 f8     撮影時の露出:1/2  f8

 

 

img975-2 6
単体露出計:1/500  f8     撮影時の露出:1/2  f8

 

 

img986-2 6
単体露出計:1/1000  f8    撮影時の露出:1/2  f8半

 

 

池に反射した木もわずかながら写っている。

こうして見ると、IR76フィルターを使った場合、だいたい8段くらい補正するのがよさそうだ。

ただ、気象庁のホームページによると、赤外線量は、季節や天候、時間帯、大気の状態などによって変わってくるので、やはりブラケット撮影で数枚撮っておくのがよさそうだ。

しかし、赤外線写真、おもしろい。普段見慣れた景色が全く違うドラマチックな見え方をする。

とりあえず、だいたいの露出はわかったので、また違う場所でトライしてみたいと思う。

 

 

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