熱海の海光町から熱海駅に戻り、電車で隣駅の来宮駅へ向かった。
来宮駅から北へ10~15分ほど歩くと、西山町というエリアがあり古民家が残っているというので散策してみたい。
今回のILFORD HP5の現像は、D76(1:1)で20℃ 13分で行っている。
NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS
まずは途中の来宮神社に立ち寄る。
NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS
樹齢2000年と言われる大楠。パワースポットとして賑わっていた。
NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS
竹林の路が美しい。
Rolleicord Xenar 75mm F3.5 FUJIFILM PRO400H
ローライコードだとこんな感じ。
緑の発色がいいなぁ。
NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS
ここでHP5 にフィルムを交換。
こっちの方が少しコントラストが高い?
NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS
線が細く描写が繊細な感じがするけど、どうなんでしょう。
感度125と400なので、絞っている分、HP5の方がシャープなのかな。
NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS
逆光気味でふわっとしたイメージで撮ってみた。
このレンズは1950年代だけど意外と逆光に強い。
NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS
来宮神社を後にし、西山町にやって来た。
いきなりシブイ建物が現れ、期待が高まる。
NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS
いい味を出しているポスト。
開放気味だと背景が暴れだす。
NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS
熱海市内は火災が多かったが、このあたりは大火から免れていたので古民家が多く残っているという。
NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS
短歌で著名な佐々木綱吉の旧宅。
このほかにも谷崎潤一郎の旧宅や歴史ある温泉旅館などがあり、なにやら文化の薫り漂うエリアだった。
というわけで、今回はHP5 を使ったが、基本的には FP4と同様、若干の粒状感と階調の豊かさ、暗部の粘りを感じることができた。
また、現像時間もそれほどシビアな感じはなく、カールも少なめ、ホコリもつきにくかったので、感度400とあいまって非常に扱いやすいフィルムに思われた。
1000円以上出して買うフィルムではないけど、5.19$ならアリではないだろうか。