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モノクロはT-MAX100、400 を使うことが多いけど、ちょっと変化も欲しい。

とはいえ、日本で手に入るフィルムは限られているし、高い。

たとえばヨドバシでイルフォードを見てみると、ILFORD HP5 PLUS、FP4 PLUS がともに 1010円(ポイント10%)なので、900円くらい。

そんなとき、アレモコレモさんの記事を拝見していると、アメリカのB&Hから買うと、だいたい半額くらいだという。

マジか!

というわけで、だいきちもB&Hから買ってみることにした。

1月18日の夜にオーダーして、到着したのが1月28日。送料は7$くらいだった。

気になるお値段は、HP5 PLUSが5.19$/本、FP4 PLUSが5.99$/本 なので、600~700円くらいか。

ほかにも、ケントメアが3.99$、ILFORD DELTA400 が7.49$ など、日本の5~7割の値段に思われた。

こういった値段もさることながら、フィルムの品ぞろえも豊富なので、「あぁ、世界にはフィルムを使っている奴らがまだまだたくさんいるじゃないか」 と勇気をもらった。まだ、フィルムを使っていいんだなと。

というわけで、このフィルムを使って熱海をうろつくことにした。

機材は、NIKON S2 と 35mm f2.5 にした。

FP4 PLUS の現像は、D76(1:1) 20℃ 11分、EPSON GT-X830でスキャン(2,400dpi)している。

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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS

まずは感度125のFP4 をつめて、熱海の海光町をぶらつく。

ここは熱海駅から歩いて15分くらい、石畳が美しい別荘地だ。

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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS

だいきちがこのエリアでぶらぶらしていると、老紳士がいたので挨拶がてら話しかけると、この地区の歴史をいろいろと聞くことができた。

なんでも、この水光荘はもともとは山本五十六の別邸で、海軍の部下が寝泊まりし、戦後はイギリス軍が住んでいたという。

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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS

そしてこの石畳は、戦後、GHQが花崗岩を敷いて造らせたそうだ。

この先には、岩波書店創業者の岩波茂雄の別邸があり、昔はよく作家が缶詰にされていたが、いまは社業が傾いているので、某作家に別荘として売った、などなかなかディープな話をうかがうことができた。

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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS

そしてこの建物は野村塵外荘といい、野村證券創業者の野村徳七の別邸だったそうだ。

なんだか、このあたりは本物の熱海の別荘という感じ。

で、ILFORD FP4 だが、これは旧型乳剤のフィルムで、豊かな階調と広いラティチュードが特徴という(ホームページより)。

第一印象としては、「昔ながらのモノクロの美しさ」 を感じた。

超微粒子、というのではなく、ほどよい粒子感とトーンの連続性、グレーの美しさ。あー、モノクロいいよなぁ、とモノクロフィルムの原点を思い出させてくれるフィルムだ。

1本撮り切り、感度400のHP5に交換したのだが、長くなったので続きは次回記したい(イルフォードフィルムと熱海を歩く その2)。

DSCF3051
▲今回の機材。
NIKON S2
W-Nikkor・C 3.5cm f2.5
ズームファインダー

3 のコメント

  1. どもども、だいきちボンバー殿。
    熱海ですか、イイですなあ。
    拙僧も3泊ぐらいで帰京しようと画策したのですが、諸般の事情で我が家の現金預金がやばいことになっているので保留です。
    そろそろ、九州ツーリングの計画も本格化しなければだし。
    報告したかどうか忘れたのですが、ニコノスIVを手に入れました。3.5cmF2.5付きです。
    これはSマウントをベースとしたレンズですよね。今回、博多や長崎に滞在する可能性があるので、ニコノスIVかニコノス(初代)に数本のモノクロフィルムを持参しようかと思っているんですよね。ISO100はアクロスとしてISO400フィルムは悩みどころです。オリエンタル400やフォマパン400でもイイんですが、何となくTMAX400って感じじゃないんですよね。
    そんなこともあって、イルフォードフィルの海外からの購入は興味深く拝読しました。イルフォードデルタかイルフォードHP5にするかはいずれ迷うとして、トライXのスーパー8に関心を持ちました。
    また、フォマパンからダブル8も出ているんですねえ。もっとも、これは現像代が痺れる価格になりそうです。いずれにしても、キタムラに出してコダックに送るので現像はできると思います。
    今は、1本200円の楽凱をテスト用に使っていますが、1本のネガで2つのカメラの動作チェックですね。北米からのイルフォードは本気撮影に使えそうです。Paypalで郵貯から入金するのが楽なのではと思うのです、決済はどうなさいましたか?
    写真を拝観するとイルフォードFP4は、確かにちょっと大体な感じがイイですね。ネオパンSSを少し思い出すような。
    戦前を思わせる熱海を写すにはニコンS2+3.5cmF2.5にイルフォードFP4をつめるのは、趣があってイイ感じですね。
    HP5の写真も楽しみにしています。

    Rikkie
  2. ニコノスⅣ、行かれましたか!
    35mm F2.5は陸でもいい写りするので、究極の全天候型カメラですね。水をかけるお祭りの撮影にいいかも。
    スーパー8、まだ作ってるんですね。ハリウッドでは、スターウォーズはフィルムだし、タランティーノもフィルムで撮っているし、プロからアマチュアまで、アメリカではまだフィルムで映像を撮る猛者がいるということなんでしょう。
    日本でもミュージックビデオをフィルムで撮ったり、「海街diary」という映画も全編、フィルム撮影だったり、意外とスチールではなく、ムービーの分野でフィルムが使われているのは嬉しい限りです。
    しかし映画館ではすべて映写装置がデジタル化されているので、現像も大変ですけど、結局、フィルムをデジタル化しないといけないので(テレシネ)、その作業が大変、と知り合いの映像プロデューサーが言っていました。

    だいきちボンバー
  3. B&Hの決済はクレジットカード(master)でした。
    この間、引き落としされていたのですが、145.51$分買って、1$=115.608円、16822円でした。
    「へぇ、手数料ないのかな」と思って決済日のドル円を調べたら、その日は112.55~114.75円だったので(振れ幅の大きい日でした)、115.608円との差額がカード会社に支払う手数料のようです(100円~400円くらい?)。
    なるほど、FP4はネオパンSSを彷彿とさせる、おっしゃる通りですね。
    コンピューターグラフィックではなく、水彩画というか、ちょっとアバウトな感じが目に優しいフィルムです。

    だいきちボンバー

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