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最近はモノクロフィルムはT-MAX400を使うことが多く、このフィルムは階調豊かで、ディテールの再現も良く、非常に満足しているのだが、たまには、ゴリゴリのコントラスト高めのモノクロを使いたいときもある。

そこで思いついたのが、Rollei Ortho25だ。

このフィルムは、感度25という低感度で、海外では文書の複写等にも使われているようだ。

高解像度で非常にシャープネスな印象だ(Rollei Ortho25 を使ってみる)。

またオルソマチックフィルムなので、赤の波長には反応しない。

このフィルムに、さらにイエローフィルターをかけてコントラストを高めてみたらどうなるのか、というのが今回の狙いだ。

ちなみにY2フィルターは、500nm以下の波長はほとんど透過しない(kenko HPより)。つまり紫や青はカットされるので、空が少し暗くなり、コントラストも少し上がる。

カメラは、OLYMPUS OM2000 に、50mm f3.5マクロと35mm f2.8 をセレクト。

現像は、D76 1:1 20℃ で8分30秒、EPSON GT-X830 でスキャン(2,400dpi)している。

さて、どんな写りになるのか楽しみだ。

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OLYMPUS OM2000  ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm f3.5  Rollei Ortho25(Y2フィルター)

富士山の近くにある神社。

斜めから光を浴び、この一本だけ妙に神々しかった。

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OLYMPUS OM2000  ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm f3.5  Rollei Ortho25(Y2フィルター)

Y2フィルターを使っているので、だいたい一絞り分補正をかけている。

さらに感度25、f5.6~f11 くらいを使っているので、薄暗いところだと昼間でも1/2秒とか。1秒というのもあったな。なので、三脚とレリーズを使っている。

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OLYMPUS OM2000  ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm f3.5  Rollei Ortho25(Y2フィルター)

Ortho25は、オルソマチックフィルムで分光感度が380~610nm(メーカー公表値)。

赤の波長が610nm~750nm なので、Ortho25を使うと赤は黒く写る。

ので、この赤い鳥居は黒々と写っている。

通常用いられているパンクロマチックフィルムの場合、赤はグレーっぽく写る。

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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Rollei Ortho25(Y2フィルター)

神社の森に差し込む早朝の光が美しかった。

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OLYMPUS OM2000  ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm f3.5  Rollei Ortho25(Y2フィルター)

ところ変わって、神奈川の材木座海岸。

まぁ、最近のブログのポストも同じ日の撮影なわけですが(Rolleicord と カラーネガ)(Summarit 50mm f1.5 がやって来た)。

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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Rollei Ortho25(Y2フィルター)

天気がよかったので、手持ちでいけた。

コントラストが高く、狙い通りだ。

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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Rollei Ortho25(Y2フィルター)

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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Rollei Ortho25(Y2フィルター)

この35mm f2.8 というレンズは6000~8000円くらいだと思うけど、携帯性もよく、写りもいいと思う。

まぁ、ズイコーの単焦点でハズレ、というレンズも聞いたことがないけど。

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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Rollei Ortho25(Y2フィルター)

葉山の森戸神社の裏から赤い鳥居のある名島を望む。

この森戸海岸の夕焼けは、「森戸の夕照」と呼ばれ、とてもきれいだ。

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FUJIFILM X-Pro2  XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS

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FUJIFILM X-Pro2  XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS

別の日ですが、森戸海岸の夕焼け。

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だいきちが持っているズイコーレンズはフィルター径がすべて49mmなので、1枚のフィルターですべてのレンズがまかなえる。

これはうれしい。

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▲今回の機材。

6 のコメント

  1. オルソマチックってパンクロマチックとは仕上がりが全然違いますよね。
    鳥居の色がものすごく印象的です。
    パンクロマチックだともっとグレーっぽくなると思うんですよね。
    それにしてもズイコーってしっかり写りますね。

  2. ギさん、コメントありがとうございます。
    肝心のオルソマチックフィルムの説明を書いていなかったので、鳥居の写真のところを加筆しました。示唆に富んだコメントありがとうございます。
    ズイコーは、軽くて小さくてよく写るので気に入っています。
    大まかに大口径シリーズと小口径シリーズ(f2.8)がありますが、小口径は1万円以下なのでおすすめです。
    カラーも少しシアン系の発色でクールです。

    だいきちボンバー
  3. どもども、だいきちボンバー殿。
    やはり気になるのはズイコーマクロ50mmF3.5との組み合わせですね。
    杉の木の描写は正確なディテールと言うよりは、何かしらの潔さを感じます。
    また、鳥居の黒味ですが金属質を思わわせるような滑らかさを感じるのは拙僧だけでショウか。滑らかさといっても、女性の肌のグラデーションとは正反対の無機質で冷たい感じなのですが。
    注目したのはズイコーマクロ50mmF3.5とズイコー35mmF2.8では砂浜の表現が大分違いますね。マクロレンズはこうあるべき、と感じさせられます。普通にアクロスあたりをマクロレンズ使っていて違いを感じることは無いのですが、その辺がマクロレンズとOrtho25の相性なのでしょうか。
    先日、モデル撮影会でズイコーマクロ50mmF2を動員したんですが、やっぱりジャンクで拾って来た物件ですから、フォーカスリングをいじっていると絞りが変わって、気づくとF16になっていやがって、どの程度、使いモノになるネガになっているかわかりません。それも、OM10のシャッター速度表示が点灯しなくなっちゃったんですよ。だから、シャッター速度がスローになったのにも気づかない。
    もっとも、いつの間にか絞りリングに触れていてとんでもない値になっていることは他のカメラでもあるので、拙僧のウッカリな所です。マメに気をつけなければですね。
    それと、TMAXデベロッパーに初挑戦したのですが、難しいですね。
    拙僧のブログでも報告させていただいたのですが、どうも拙僧の作った現像液はTMAX400以外のアクロスとかオリエンタル400とかは満足な結果になるんですよね。
    次回からはTMAX400でもD-76に戻るかもしれないですね。

    Rikkie
  4. Rikkieさん、こんばんは。
    ええ、ズイコーマクロ50/3.5 は、キレというよりも骨太な力強い描写を見せてくれます。
    鳥居のメタリックな感じだったり、砂浜の描写だったり、6000円とは思えない活躍です。
    Ortho25は、ニコン55/2.8 との相性もよさそうだったので、マクロレンズに合うのかもしれませんね。
    ズイコーマクロ50/2は、気になる存在です。高値の花ですが。これでポートレートとはさすがに粋ですね。絞りリングは、ズイコー35/2.8 も回りやすいようで、使ってる最中もそうですし、カバンに入れていて大幅に変わっていたり、と何度か肝を冷やしました。もっともOM2000の場合は露出計でわかりますが、これが絞り優先だと事故ですね。
    TMAXデベロッパーは、僕もなんか変だなと思う現像が何回かあって、そのあとD76を使ったら、やっぱりいいですね。安心感というか、ちょっとくらいの誤差を許容する懐の広さを感じました。
    しばらくはTMAX使いますが、そのあとは僕もD76でいこうと思っています。

    だいきちボンバー
  5. はじめまして、kazunoriと申します。
    フィルムカメラのブログを色々と見ていて、こちらにたどり着きました。
    素晴らしいフィルムですね。
    実にカリカリとしていて、しっかりと写っている。
    僕もZUIKOは使いますが此処まで綺麗に撮れないかも。
    もしよろしければ僕のブログにリンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
    http://blog.livedoor.jp/kitarou_kazu/

    kazunori
  6. kazunoriさん、はじめまして。
    Rollei Ortho25 は、他にあまりないタイプの個性的なフィルムだと思います。
    感度的には使いにくいですが、じっくり撮りたいものがあるときは重宝します。プリントも焼きやすい感じでした。
    ブログのリンク、ぜひお願いします。
    相互リンクさせていただきます。これからもよろしくお願いします。

    だいきちボンバー

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