以前、先輩からいただいたSUMMICRON-C 40mmだが、カビ、クモリがあったため、山崎光学で修理してもらった。
修理後、瀬戸内海の旅に持っていったが、正直、そこまで期待していたほどの写りではなかった(瀬戸内を旅する その1)(瀬戸内を旅する その2)(瀬戸内を旅する その3)。
その時はT-MAX100、400を使っていたのだが、もしかしたらこのフィルムとの相性が悪いのかもしれない。
Tri-X やデジタルカメラで写りを試してみるのもいいかもしれない。
昨日は、四谷の荒木町で忘年会だったので、それまでの間、SUMMICRON-C 40mm とデジタルカメラで夜スナップをすることにした。
機材は、FUJIFILM X-T10 にした。
まずは、代々木公園のケヤキ並木で「青の洞窟 イルミネーション」を行っているというので行ってみた。
FUJIFILM X-T10 SUMMICRON-C 40mm f2
金曜日ということもあり、もっと人出がすごいかと思っていたけど、会場が広いこともあり比較的ゆったりとしていた。
ほとんど開放~f2.8 で撮っている。
FUJIFILM X-T10 SUMMICRON-C 40mm f2
「青の洞窟」は、以前、中目黒で開催されていたが、目黒川沿いの道路が狭く、大混雑だったので場所を移したようだ。
FUJIFILM X-T10 SUMMICRON-C 40mm f2
そこまでコントラストは高くないが、それほど滲むわけでも、ゴーストが出るわけでもなく、ほどよい柔らかさに感じた。
カップルと女子グループがほとんどだったので、早々と退散する。
FUJIFILM X-T10 SUMMICRON-C 40mm f2
代々木公園から原宿を抜けて表参道に来た。
ここもライトアップしているが、歩道橋は立ち入り禁止、横断歩道と交差点は警察と警備員だらけ。
横断歩道で立ち止まって写真を撮ろうとしていた人や車道に1,2歩出たおばさんもスピーカーで注意されていた。
なんかすごい雰囲気がギスギスしていて、ライトアップしていてもあまり楽しくない、ウキウキしないという。
ISOは抑え目で、シャッタースピードは1/30 なので被写体ブレはしているけど、写り自体はしっかりしている。
FUJIFILM X-T10 SUMMICRON-C 40mm f2
T-MAXで撮った時の、もっさりとした感じは見受けられない。
これがレンズの性能なのか、デジタルカメラの性能なのかはわからないけど。
FUJIFILM X-T10 SUMMICRON-C 40mm f2
殺伐とした表参道を後にし、四谷三丁目駅から荒木町に来た。
ここではモノクロで撮ってみることにした。
FUJIFILM X-T10 SUMMICRON-C 40mm f2
FUJIFILM X-T10 SUMMICRON-C 40mm f2
X-pro2 のアクロスモードもいいけど、X-T10 のモノクロもなかなかいいではないか。
暗部の締まりの雰囲気がいい。
FUJIFILM X-T10 SUMMICRON-C 40mm f2
とまぁ、今回は夜なのでなんとも言えないが、コントラストが少し高めのフィルムで撮った方が、レンズが生きるかもしれない。
だいきちさまこんにちは。
自転車の写真のじっとり感がいいですね。
黒が綺麗でとても見やすいです。
フィルムで使う時は軟調より硬調のものを選ぶとよいのでしょうか。
T-MAXは少しだけ柔らかいと言いますし。
ギさん、どうもです。
ええ、モノクロがいい感じでした。X-T10 は好きなカメラです。ちょっとアンダー目に撮ると、シャープかつチリチリしないズミクロンの良さが出る感じでした。
なのでフィルムもちょっと硬調のものを使ってみたいですね。
T-MAX は、T-MAXデベロッパーで現像すると柔らかみがあって階調豊かなのですが、このズミクロンとはちょっと自分の好みとは違いました。
どもども、だいきちボンバー殿。
拙僧はデジカメに疎いんでX-T10というカメラは知りませんでした。
オーソドックスなスタイリングで好感触ですね。
拙僧も自転車のファインダーのテカり、リムの鈍い反射、シャドウの黒がそれぞれがお互いを干渉せず完璧な仕事をしているのに感心しました。
やっぱり、夜のバー街がイイですね。
そもそも、フォーカシングが重かったマミヤ645用の45mmF2.8のヘリコイドが完全に固着しちゃったんですよね。マメに稼働していれば多分、大丈夫だったと思うのですが、後の祭りです。日研テクノでは修理不可で、東京の修理屋にネットで見積もりを出したら1.2万円なので悩みどころです。
新宿にアクセスできる環境ならゆっくりと6000~8000円のブツを探すのですが、三河では難しいですね。一昨日、名古屋中古カメラ市に行ったら1.6万円のプライスタグが付いていました。名古屋人は足元を見られていてますね。
55mmF2.8もあるし、当面は保留です。
なにせ、ペンタックスの45mmF2.8がありますから。
X-T10は一つ前のフラッグシップX-T1の廉価版なんですけど、コンパクトかつ色味がいいので、カバンに放り込んでおくには最適なんです。青や緑の感じが懐かしのS5 Proを思い出させてくれるんですよね。
マミヤ645用のレンズは、ある所にはあるんでしょうけど、探すとなかったりしますからね。けど修理1.2万は悩みどころですね。
うちの近所の三宝カメラはマミヤレンズが豊富で(時期によりますが)、よくチェックしています。RZ67のデッドストックもちょこちょこ出てくるんですよ。けど、広角系でf2.8はあまり見かけないので45mmF2.8は貴重ですね。
ペンタックス645はいいんですけど、たまにセコールレンズが恋しくなるときがあって、RZ67は売らずに、マミヤとペンタックスを両立させてもよかったなぁ。