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前回(Helios44-2 とフィルムカメラで植物園) 、Helios と一緒に持っていったのが PENTACON auto 50mm f1.8 (M42マウント) だ。

このレンズは、小豆島への旅行にも持っていったが(瀬戸内を旅する その3)、カラーでのちょっと陰鬱な写りがよかったので、これはモノクロとの相性もよさそうだぞ、と今回使ってみることにした。

記載のない限り、開放で撮影している。

現像は、T-MAX Developer (1:4) で、20℃ 7分。EPSON GT-X830でスキャン(2,400dpi) している。

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FUJICA ST801  PENTACON auto 50mm f1.8  Kodak T-MAX400

ピント面からのなだらかなボケ具合、葉っぱの反射の玉ボケなど、カラー同様、好みの描写だ。

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FUJICA ST801  PENTACON auto 50mm f1.8  Kodak T-MAX400

ピント面までの距離によるけど、ボケの暴れ具合が個性的だ。

手前のおじさんのジャンパーのしわなど、よく写っている。

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FUJICA ST801  PENTACON auto 50mm f1.8  Kodak T-MAX400

33cm まで寄れるのがうれしい。

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FUJICA ST801  PENTACON auto 50mm f1.8  Kodak T-MAX400

ここは唯一、F4まで絞っている。

描写は精密だけど、コントラストが上がりすぎないところが気に入っている。

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FUJICA ST801  PENTACON auto 50mm f1.8  Kodak T-MAX400

逆光気味だったけど、崩れずに撮ることができた。

これはマルチコーティングの恩恵だろう。

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FUJICA ST801  PENTACON auto 50mm f1.8  Kodak T-MAX400

ここも開放だけど、Helios ほどの妖しさはないかな。

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FUJICA ST801  PENTACON auto 50mm f1.8  Kodak T-MAX400

基本的には開放でもしっかり写るし、Helios より真面目な印象だ。

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FUJICA ST801  PENTACON auto 50mm f1.8  Kodak T-MAX400

ここも逆光だけど、backlight で被写体がシルエットになるイメージで撮った。

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FUJICA ST801  PENTACON auto 50mm f1.8  Kodak T-MAX400

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FUJICA ST801  PENTACON auto 50mm f1.8  Kodak T-MAX400

描写自体は、Y/CマウントのCarlZeiss Planar 50mm f1.4 に似ている。

ヌケのよさ、発色のよさ、コーティングなどはPlanar の方が上だけど、PENTACON のこのクセと性能の高さのバランスというのが絶妙だし最短距離も短いので標準レンズでは一番気に入っている。

モノクロとの相性もよさそうだ。

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▲今回の機材

4 のコメント

  1. どもども、だいきちボンバー殿。
    なんだか、拙僧もペンタコン50mmF1.8を持っている気がするんですよね。実際に、いずれ欲しいなあと思っていたメプロコミナー55mmF2.8を最近の大粛清で発掘したんですよね。
    ミラーレス一眼のアダプターブームの直前にフィルムカメラもレンズも底を打った時があって、びっくりするようなレンズがびっくりするような値段で転がっていた時期があったんですよ。FD55mmF1.2やFD35mmF2S.S.Cが2000~3000円とか、コンタックス/キエフマウントのジュピター8が200円とか。そういう時にバク買いをして外観画像も撮らないうちに地層に眠ってしまった可能性があるんです。
    なので、うまく発掘できると嬉しいのですが。
    ヘリオス44Mのブログも拝見したのですが、中央の垂れ下がった枯葉のカットがイイですね。
    今回だと逆光のススキに注目しました。2枚目の後ろ姿の叔父さんのカットや最後の木の幹とは、アウトフォーカスの表現がまるで別物のレンズに見えますね。絞りでアウトフォーカスの具合や諧調の変化が変わるレンズは多いですが、撮影距離や光線状態で、こうも描写特性が変わるのは、だいきちボンバー殿が魅かれるのも納得です。
    確かに掘り下げたくなりますね。
    ご存知かもしれませんが、拙僧は基本的に順光で絞ったネガを撮る傾向があるんですよね。
    なので、逆光あるいは遮光下での絞り開放での、だいきちボンバー殿の写真には非常に興味を感じます。
    今週末にも撮影会があるのですが、前回はフジノン55mmF1.8だったのでスーパータクマー55mmF1.8を久しぶりに動員するつもりです。
    今回はスケジュールがタイトなので運用できるか難しいのですが、開放での撮影結果を報告させていただきたいですね。

    Rikkie
  2. Rikkieさん、こんにちは。
    アダプターブームの前は、フィルム時代のレンズは使い道なかったですもんね。コンタックスのGマウントも安かったし、シネレンズなんて注目もされていなかったですし。
    2年くらい前に、知り合いの映像クリエイターが会社に眠っていたアンジェニューやシュナイダーを結構いい値段で処分できたなんて言っていたのを思い出しました。
    そのブームの前に買い漁っていたとはウラヤマシイ。
    ペンタコンもRikkieさんのヤードならありそうですね。探すのが大変そうですが。
    ペンタコンは、おっしゃるように撮影距離や光線状態でかなり変わりますし、陰影の描写も好ましい。そして王道ではない裏街道的な存在感がいとおしい感じです。
    フジノン55mmF1.8は、Rikkieさんのコメント以来探しているのですが、なかなか見つからない。置いてあるお店は知っているのですが、ちょっと高い気がして自重してます。フジノンはモノが少ないのでちょっと高めですね。
    スーパータクマー55mmF1.8も好きなレンズですが、これも開放いいですよ!
    カラーのアンバーなやさしい感じもいいですが、モノクロで午後から夕方のやわらかい斜光で開放気味にポートレートなんて撮ってみたいですねぇ。

    だいきちボンバー
  3. だいきちさまこんにちは。
    やはりモノクロもかなりいいですね。
    4枚目の鬱蒼とした感じがたまらなく好みです。
    柔らかさだけが取り柄かと思っていましたけど、
    繊細で芯のある写りには感心です。
    モノクロの方がかっこいいですね!
    プラナーとボケ方はやはり似てますよね。
    ヤシコン、ローライやコシナプラナーの方がもう少しだけ収差等は抑えられているようですが。
    でもマクロ的な使い方もできるこのレンズにも良いところはたくさんありますね。
    僕もこのレンズを買ってローライのプラナー50/1.8と比べてみたいなと思います。

  4. ギさん、こんばんは。
    うれしいコメントありがとうございます。
    モノクロもいい感じでした。絞りや被写体までの距離によって精細さやボケの感じも変わるし、寄ると玉ボケも出やすいので、臨機応変、1本でいろいろと楽しめるレンズです。
    逆光にも意外と強いですね。
    基本的にはプラナーの方が数枚上手ですが、ペンタコンは個性が強いので、使い分けできると思います。なにより、8000~1万円くらいなのでありがたいです。

    だいきちボンバー

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