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先日購入したFUJINON 135mm f3.5 は通信販売で購入したのだが(瀬戸内を旅する その1)、「1万円以上は送料無料」というお店だった。

素直に送料を払えばいいのだが、ついつい、1万円を超そうと買ってしまったのが、Minoltacord だ。

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Minoltacord は、1953年に千代田光学から発売された二眼レフで、レンズはロッコールではなく、Chiyoko PROMAR SⅢ 75mm f3.5 が装着されている。

後の Minolta autocord は国産名機として名高いが、その前段階のモデルだ。

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がシャッターチャージ。セルフコッキングではないので、巻き上げとチャージは別々になっている。

がシャッタースピード。最速が1/300秒。

がシャッターボタン

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がセルフタイマー、が絞りレバー、がピントレバー

ピントレバーFlexaret と同じ振り子式で使いやすかった。

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裏蓋を開けてみる。

赤丸のスタートマークに合わせてから蓋を閉じ、側面のカウンターが1になるまで巻き上げる。

後のミノルタコード・オートマットやミノルタオートコードは、フィルムの送りが上から下だが、このミノルタコードは下から上と普通の二眼レフと同じだ。

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ファインダーは、あまり明るくないけど、ピントルーペを使えばまぁまぁピントの山は掴める。

というわけで、とりあえず試し撮りをしてみた。

フィルムは、acros100、D-76で自家現像して、EPSON GT-X830でスキャンしている。

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Minoltacord  Chiyoko PROMAR SⅢ 75mm f3.5  Fujifilm acros100

天気のいい日だったので、f8かf11 に絞っている。フード着用。

思ったよりも、きっちりと写っているぞ。

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Minoltacord  Chiyoko PROMAR SⅢ 75mm f3.5  Fujifilm acros100

あえて二重露光、ではなく、間違えてシャッターを切ってしまい、その後、巻き上げずに次のシャッターを切ってしまった。

セルフコッキングに慣れているとこうしたミスが起こりやすいけど、この写真を見ていると多重露光もおもしろいなと。

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Minoltacord  Chiyoko PROMAR SⅢ 75mm f3.5  Fujifilm acros100

開放付近で撮ると背景が暴れ出すけど、ピントはよさそうだ。

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Minoltacord  Chiyoko PROMAR SⅢ 75mm f3.5  Fujifilm acros100

かなりの逆光で撮ってみたけど、これは大健闘ではないか。

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Minoltacord  Chiyoko PROMAR SⅢ 75mm f3.5  Fujifilm acros100

枚数を気にしていなかったら、フィルムの端まで撮っていたようで、一部切れてしまった。

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Minoltacord  Chiyoko PROMAR SⅢ 75mm f3.5  Fujifilm acros100

この日は天気が悪く曇り空。

ここはf5.6 くらいだったが、これ以降はおおむね f3.5~f4 で撮っている。

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Minoltacord  Chiyoko PROMAR SⅢ 75mm f3.5  Fujifilm acros100

あまり期待していなかったPROMAR レンズだけど、なかなか味がある。

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Minoltacord  Chiyoko PROMAR SⅢ 75mm f3.5  Fujifilm acros100

ボケはきれいではないし、周辺光量落ちも見受けられるけど、まぁこういうレンズだと思って使えば楽しい。

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Minoltacord  Chiyoko PROMAR SⅢ 75mm f3.5  Fujifilm acros100

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Minoltacord  Chiyoko PROMAR SⅢ 75mm f3.5  Fujifilm acros100

とまぁ、まだ2本しか撮っていないけど、好きな描写なので、もうちょっと使いこんでみたい。

あと、カラーだとどんな感じだろうか……。なかなか好奇心をくすぐるカメラだ。

6 のコメント

  1. だいきちさまこんにちは。
    件のカメラですね。
    セルフコッキングじゃないカメラって
    ほんと多重露光しちゃいます。
    フィルムを送ったか送ってないかを忘れたり。
    周辺光量落ちがかなり好みです!
    7枚目の質感と言いますか雰囲気と言いますか…
    これはカラーが楽しみですね。
    どんな色を出してくれるんでしょう。
    オートコードはしっかりかっちり写してくれますけど、
    こっちの甘い描写の方が僕は好きです。

  2. ギさん、こんばんは。
    ええ、件のカメラです。
    すごい写りすぎても困るけど、あまりにも写らないのも困る、という範囲があるとしたら、下限スレスレでなんとかバーを越した、という感じです。
    使っている時の気分も重要かと思いますが、なんとも見えにくいファインダーとあいまって、ゆったりと被写体に向き合うことができます。かなり癒されます。
    本当はオートコードがよかったんですけど(笑)、周辺光量落ちや質感描写など、なかなか個性的ですし、意外と逆光に強いので、カラーで冬の海なんていいかもとイメージしています。

    だいきちボンバー
  3. どもども、だいきちボンバー殿。
    ミノルタコードは好きなカメラです。正確には好きなレンズですね。
    掲載写真のランプの写真と「マルエフ」の看板の写真がそうなのですが、とても丁寧な結像と諧調を描きます。挑戦していただきたいのはメタリックな被写体です。反射率の高いビルディングでも磨き上げた単車のヘッドやタンクでもイイんですが、これはいい描写をしますよ。
    拙僧のコードは肝心のフォーカシングが重くて、結局、レバーが折れてしまいました。好きな写りだったので残念です。1万円なら買い直したいですね。
    ただ、とにかく120判の運用が難しくなっているので実現できるかどうか。

    Rikkie
  4. えぇ、ランプの写真と「マルエフ」を見た時は、ほほぅと唸りました。
    結像面の前後は、いい描写するんですね。質感もよく出てますし。
    またf8~11 も意外と線の細い繊細な描写を見せる時もある。
    なので絞り気味でも使いたい、となるとISO100 だとキツイのでT-MAX400 を買いました。10本入りで、ミノルタコードより高かった……。
    メタリックは必ずやってみます。
    反射率の高い被写体をきちんと写すというのは、いいレンズなんでしょうね。
    しかし、本当に120判の運用はしんどいですね。
    ACROS100 がかろうじて5本2000円なのでメインで使っていますが、400となると途端に選択肢がなく、T-MAX400だと値段がアクロスの倍なのでキツイです。
    現像液や印画紙も含めるとさらに……。
    まぁチビチビとのんびりやっていこうと思います。

    だいきちボンバー
  5. どもども、だいきちボンバー殿。
    拙僧の師団運用に耐えるのはアクロスだけですね。ライカ判のTMAX400は何とか手が届いても120判は無理です。幸い、パターソンのリールがマルチフォーマットなので、手持ちのタンクならリールが2本入ります。
    先日のポートレイト撮影も中判を出したかったのですが、諦めました。
    晴天だったのでアクロスが映えたと思ったのですが。
    拙僧はライカ判のアクロスと120判のアクロスで現像液を替える程デリカシーは無いので、使い回します。勿論、アクロスだろうがオリエンタル400だろうがフォマパン400だろうがSPDで同時にぶち込みます。流石にTMAX400の時はD-76を使いますが、やっぱりアクロスのリールと同時にぶち込みます。
    印画紙は本当に悩みどころなんですよね。
    今のところ手持ちがそこそこあるんですが、切れると困るでしょうね。
    そうそう、セミレオタックスはコンテンツを作ったつもりが、まだでしたね。
    お見せできるようなカットが少なかったので、そのうち撮り貯めてからと思っていたのですが、処分してしまいましたから、早々にコンテンツを作って、ご報告いたします。

    Rikkie
  6. アクロスは粒子感も調子も、そして値段もいいですね。これでISO400があれば……、というのはライカ判と同じ悩みです。
    ポートレート、といっても子供ですが、アクロスとPENTAX645N の組み合わせは、肌の調子がきれいに出て満足でした。
    現像はライカ判と比べるとしっくり来ないんです。理論的にはそんなに変わるもんじゃないんですけど、現像プロセスなのか、乾燥なのか、フィルムの反りやスキャンなのか、試行錯誤しています。
    セミレオタックスの記事、期待してます!

    だいきちボンバー

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