今日は家に誰もいなかったので、撮影に出かけようと思ったが、けっこう強い雨が降ってきたので外出を断念。
三脚を持って、じっくりと撮ってやるぞと意気込んでいただけに残念だ。
しょうがないので、未現像のフィルムを何本か現像することにした。
まずはT-MAX400。
T-MAX Developer(1:4) 20℃ 7 分で現像後、EPSON GT-X830 にてスキャン(2,400dpi)している。
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) Kodak T-MAX400
T-MAX400 の微粒子で階調豊かな感じと、ズミクロンの開放付近の柔らかい描写がマッチするのではないかと思い、この組み合わせで散歩に出かけた。
千駄木、根津から上野公園に向かい、その途中にある旧岩崎邸庭園に立ち寄った。
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) Kodak T-MAX400
以前は建物内の撮影が禁止されていたが、今年の4月から撮影可能になった。
コンドル設計の建物は、国の重要文化財に指定されている。
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) Kodak T-MAX400
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) Kodak T-MAX400
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) Kodak T-MAX400
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) Kodak T-MAX400
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) Kodak T-MAX400
岩崎邸は階段が印象的だ。
透明のステンドグラスから差し込む午後の斜光が、階段の細かい装飾を照らす。
岩崎家の主人は、この階段室で客人を迎えたという。
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) Kodak T-MAX400
洋館から渡り廊下を通り、和館へ移動。
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) Kodak T-MAX400
最後に和館にてお抹茶セットをいただき、見学を終えた。
▲本日の機材。
LEICA M6
Summicron f2/50mm(3rd)
Kodak T-MAX400
どもども、だいきちボンバー殿。
ズミクロンにTMAXですか。TMAXはともかく、ズミクロンはとても届かないでしょうね。コンタックスIIが使い物になるのなら、ちゃんとしたゾナーにいっちゃおうかなとは思うのですが。
ズミクロンの描写もさることながら、毎度、羨ましいなあと思うのは現像のスキルですね。
あっしは硬調だったり、粗粒子だったしても割と気に入っているのですが、微粒子をやろうと思ったらできるのと、全くできないのでは天と地も違います。
拙僧の現像ではTMAXのパフォーマンスは引き出せないでしょうね。
一番、好きなのは3枚目のランプです。艶やかなガラスを美しく再現していますね。
ズミクロンは解像度も高く、非常によく写るのですが、反面、真面目というかおもしろみがないな、と思っていたのですが、開放で撮ると、周辺光量の低下とあいまって、なかなか雰囲気出すじゃないか、と見直しているところです。
ゾナーも気になります。50mm f2もf1.5 もどちらも特徴があっておもしろい。なかなかコンタックスに手をだすのは慎重にならざるをえないのですが、クラカメをやっている以上は、一度はコンタックス、ゾナーを使ってみたいものです。
T-MAXは、最初は現像液を用意するのにうんざり、コストもD-76より高いな、と思いましたが、意外と現像が安定していてほっとしています。リールに巻きやすい、ホコリもつきにくい、カールも少ない、ベースも透明、なので自分の中で評価が高まっています。
ランプの写真、私も気に入っています。ありがとうございます。質感や微妙な曲線がよく出ていたのでよかったです。