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最近のモノクロフィルムは、感度100近辺はacros100、Rollei RETRO80S、たまにADOX Silvermax を使っていたが、ちょっと変化が欲しいと考えていた。

感度400 に関しては、FOMAPAN400、Rollei RETRO400S、Rollei RPX400 など、色々と試していたが、どうもしっくりくるフィルムがない。

すると、アマゾンでT-MAX100が10本6750円で、T-MAX400 が10本8026円で売っていた。

前回の値上がりで1本1000円~1400円くらいになっていたので、これは安い。いや、高い。
高いんだけど、通常よりは安いだろう。

どちらかというとTri-X派だっただいきちとしては、粒子感などの違いだけでなく、専用の現像液(T-MAX Developer)を使わなきゃいけないという点にも抵抗感があった。

ただ、メーカーホームページにはD-76の時間も出ているし、ネットで見たD-76とT-MAX の組み合わせも、それほど問題なさそうな気がしたので、T-MAX100と400を購入、まずは手持ちのD-76で現像してみることにした。

DSCF9018

ニコンのデジタルカメラとオートフォーカスレンズを売ってから、ニコンの出動回数が激減していたので、テコ入れを兼ねてニコンでいってみよう。

F3 に 55mm マクロ、85mm f2、135mm f3.5、フォクトレンダー58mm f1.4 、ツァイスのDistagon 35mm f2 を使ってみた。
柔らかい感じでいきたいので、開放~一絞りまでにしよう。

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NIKON F3  Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S   Kodak T-MAX100   (絞り値F4・以下同)

まずはマクロレンズ。もう少し軟調なイメージがあったが、思ったよりシャープだ。

これは現像液によるものなのか、ニコンのマクロレンズのキレによるものなのかはわからない。

img1 55mm
NIKON F3  Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S  Kodak T-MAX100     (F4)

ちょっと逆光気味で、栽培中の多肉植物。 多肉、かわいいよ、多肉。

超微粒子を謳うだけあって、粒子のあれは見られない。細かい毛もよく解像している。

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NIKON F3   Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4  Kodak T-MAX100  (F1.4)

ノクトンを開放で。ちょっと飛び気味のところもあるけど、まぁこんなもんかな。

背景がごちゃごちゃしすぎないところの方がよかった。

img9 NOKTON F2
NIKON F3   Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4  Kodak T-MAX100  (F2)

F2 で撮影。

背景が整理されていると、すっきりとしたボケが味わえそうだ。

img10 85mm F2
 NIKON F3  Ai-s 85mm f/2   Kodak T-MAX100  (F2)

85mm を開放で。いい顔してますね。

img11 85mm F2
 NIKON F3  Ai-s 85mm f/2   Kodak T-MAX100  (F2)

こちらも85mm、開放、玉ボケを意識して撮ってみた。

やはりポートレートで使ってみたいレンズだ。

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NIKON F3  NIKKOR-Q Auto 135mm f3.5   Kodak T-MAX100 (F3.5)

そしてメインディッシュの135mm f3.5。 このレンズ、好きなんです。

安いレンズだけど、開放からなかなかのキレを見せるのだ。


5
NIKON F3  NIKKOR-Q Auto 135mm f3.5   Kodak T-MAX100 (F3.5)

ちょっと後ピンだったけど、自然感のあるボケ。

自分の目で見ている感覚に近いのか、ピント面もアウトフォーカスも心地よく感じる。

5
NIKON F3  NIKKOR-Q Auto 135mm f3.5   Kodak T-MAX100 (F3.5)

前ボケに階段と人物を入れてみたけど、階段が単なる黒枠に見えるのが残念。

img26 35mm F2
NIKON F3  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2   Kodak T-MAX100  (F2)

この1枚しか撮っていなかったカールツァイス Distagon。

葉っぱの瑞々しさがいい。

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NIKON F3  NIKKOR-Q Auto 135mm f3.5   Kodak T-MAX100 (F3.5)

廃墟となりつつある官舎。

儚いイメージで。

5
NIKON F3  NIKKOR-Q Auto 135mm f3.5   Kodak T-MAX100 (F3.5)

というわけで、微粒子の感じや中間のトーンの連続性、思ったより締まりのいい黒、など非常に好みの描写だった。もう少し軟調なイメージだっただけに、うれしい誤算だ。

そこで、T-MAX Developer をヨドバシカメラで購入し、推奨される方法で現像してみることにした(NIKON S2 と谷根千を歩く)。

2 のコメント

  1. どもども、だいきちボンバー殿。
    D-76で現像したTMAX100を興味深く拝観しました。
    拙僧もISO400はTMAX400しかないのかなと思っています。
    今、オリエンタル400を試しているので、その辺が上手くいくと選択肢が増えて楽しいのですが、キタムラ会員価格だとTMAX400とそれほど大きな差はないのでTMAX400に現実味があります。
    でもTMAXデベロッパーまでは手を出したくないんですよね。拙僧も過去にTMAX400をD-76で現像した頃がありました。
    しかし、その辺の印象は忘れてしまったので、今回の撮影結果には興味津々です。
    お写真を拝観する限り、粒子感はキタムラに出した時の純正現像と比べて劣ってはいないようです。
    ただ、ご指摘の通り明照度のときに諧調が飛んでいるように見えるのが惜しいですね。それに、拙僧はTMAX400の温調でふくよかな諧調が好きなので難しいところです。
    もっとも、マイクロニッコールで撮影した植物のシャドウがクールトーンに見えるのは感心があります。
    それはそれで活かすことが出来そうですね。
    ちょっと驚いたのはディスタゴン35mmF2の精密さとディテールです。最新レンズはモノクロフィルムに恩恵を当たるとは限らないなどと、貧乏なので悔し紛れで言っていますが良いモノは良いですね。
    いずれにしろ、微粒子感を味わえるISO400のフィルムは殆どないので次号を期待します。
    イルフォードやトライXがキタムラで手に入れば、もうちょっと選択肢があるのですが。

    Rikkie
  2. オリエンタル400は興味あります。ただ、まだ作例を見たことがないので、どのような写りか楽しみです。
    TMAX は専用現像液を使って現像してみました。100に関してはD-76と違いがありましたが、400に関しては、まだ1本ですが、正直、D-76 との明確な違いはわかりませんでした。400はまだ1本なので、もう少し試してみたいと思います。
    また微粒子のネガに対して、現在スキャナーで設定している解像度・2400dpi が不足しているのではないか、とも感じました。今後は解像度を上げてスキャンしてみようと考えています。
    ディスタゴンは、カラーしか使ったことがなかったので、モノクロを見て驚きました。艶っぽさやディテールはなかなかのものでした。フィルムはレンズとの相性もありそうですね。
    400は、もう少し撮ってみてまとめてみたいと思います。コメントありがとうございました。

    だいきちボンバー

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