4月下旬の平日、急遽、代休が取れたので、日帰り旅に出かけることにした。
なるべく都会の喧騒を離れ、旅情あふれるところに行きたい。
そこで、静岡県の大井川鐡道へ行ってみることにした。
下調べをすると、平日でもSLが運行されているようなので乗ってみたい。
装備は、初出動のX-Pro2 に18-55mm F2.8-4 と 55-200mm F3.5-4.8 。
この2本のレンズで、35mm換算で27-305mm相当をカバーする。2本合わせて約900g なので、気軽な旅にはピッタリの組み合わせだろう。
そしてKLASSEにはモノクロを詰めることにした。
当日は、新横浜駅から9時22分の新幹線に乗り、10時すぎに静岡駅に到着。
東海道線に乗り換えて11時前に大井川鐵道の始発駅である金谷駅に着いた。
KLASSE W SUPER-EBC FUJINON 28mm F2.8 Rollei RPX400
金谷駅。
南海電鉄から大井川鐵道にやってきた21000系に乗る。
この電車で先に家山駅に向かい、家山駅周辺を散策した後、後から来るSLに乗るという計画だ。
Rollei RPX400 は、D76 1:1 21℃ 13分30秒 で現像、EPSON GT-F740 で2,400dpi でスキャンしている。
KLASSE W SUPER-EBC FUJINON 28mm F2.8 Rollei RPX400
約30分で家山駅に着いた。降りたのは、だいきち一人だった。
KLASSE W SUPER-EBC FUJINON 28mm F2.8 Rollei RPX400
なんとも、ゆる~い感じがたまらない。
KLASSE W SUPER-EBC FUJINON 28mm F2.8 Rollei RPX400
だいきちは小さい頃、神奈川県の相模線・西寒川駅 という駅のそばに住んでいた。
今は廃駅となったその駅は相模線の支線で、一日に3本か、4本しか来ない無人駅。これが鉄道の原体験なので、こういうローカル線が好きなのかもしれない。
KLASSE W SUPER-EBC FUJINON 28mm F2.8 Rollei RPX400
KLASSE W SUPER-EBC FUJINON 28mm F2.8 Rollei RPX400
駅を出て、大井川方面へ歩く。
FUJIFILM X-Pro2 XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
ベルビアモードで撮影し、jpegを縮小している。緑の出方がきれいだ。
X-Pro2 になり、X-T10より解像感がかなり向上している。
これは、画素数が2400万画素になったということもさることながら、新しいセンサー・X-Trans CMOS III の性能が寄与している気がする。
FUJIFILM X-Pro2 XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS
ここはクラシッククロームで撮影。
以前から持っていたレンズをX-Pro2 に付けた時に、「あれ、このレンズってこんなによく写ったかな」 と感じることもしばしば。
このXF55-200mm F3.5-4.8 も、X-T10 につけていた時は、AFも画像も、少しもっさりとした印象だったが、Pro2につけると、AFも解像感も明らかに向上している。
X-Pro2がいいのか、それともXFレンズの性能が本当は最初から高かったが、その性能をボディがいままでフルに引き出せていなかったのか、はたまたその両方かわからないが、以前から持っていたレンズが生き返るのは嬉しい。
FUJIFILM X-Pro2 XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS
大井川に着くと、鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいた。
FUJIFILM X-Pro2 XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS
駅周辺を40分ほど散策し、駅に戻る。
FUJIFILM X-Pro2 XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS
12時20分、C11形227号機 が到着。
FUJIFILM X-Pro2 XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
団体客が大勢乗っていたが、無事、ボックスシートに座れた。
土日は早めに予約しないと、すぐに満席になってしまうようだ。
窓が半分くらい開いていて、風が気持ちいい。
これから終点の千頭駅まで向かう。
以下次号(X-Pro2 の ACROSモードはどうなのか ―大井川鐵道の旅・後編―)
どもども、だいきちボンバー殿。
おお、ちょうど昨日から寸又峡で妻とキャンプを張って、今日帰ってきたんですよ。
温泉は最高でした。
例の大井川に架かる吊り橋からSLを見ました。
タイミングが良かったですね。
デジとフィルムをフジフィルムで編成なさりましたな。なかなか、理想的な組み合わせです。
それにしてもローライのフィルムの中間調のやわらかさが興味深いです。現像は指定液ですか?
やっぱりプレスト400の代替品はナカナカ見つからないですね。条件が良ければパフォーマンスの高いフィルムもあるのですが、拙僧にはタフさが魅力でした。
最近、プロマックスという未知のフィルムを使っていますね。これも、ヤンチャくれなフィルムで近くご報告します。
寸又峡に行かれてたんですか! 時間があれば、寸又峡や夢の吊り橋に行ってみたかったのですが、日帰りだと千頭が限界でした。
一泊できれば、温泉に行きたかったですねぇ。
ローライは、D76を1:1で現像しました。
以前は1分に2回攪拌していましたが、今回は1分1回の攪拌にしました。
まぁその効果がどうかはよくわかりませんが、だいぶ自分のイメージに近づきました。
プロマックス、は全く知りませんでした。ご報告楽しみにしています。