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CONTAX G2 は、1996年に発売されたオートフォーカスレンジファインダー機と呼ばれる機種だが、実際はいわゆる一般的なレンジファインダー(距離計連動)ではなく、ファインダー内で二重像を合致させるわけではない。

機械は「合焦してますよ」 と言うのだが、ファインダー内で一眼レフのようにレンズを通した実像でのピント確認はできないので、現像後に 「ピント合ってねぇな」、なんてこともしばしばだ。

比較的コンパクトで、レンズ交換式で、オートフォーカスで、しかもレンズはカールツァイスだから、スナップでも作品っぽくも撮れるな、と思ったが、実際はレンズ、外付けファインダーを付けると約850グラムだし、サイズもCONTAX 137MA といった一眼レフとほぼ同じ大きさなので、コンパクトというわけでもない。

もっといえば、少し暗い所だとオートフォーカスは悩みまくる。
そこで、いらっとしてシャッターを切ると、微妙にピントを外している。
だったらマニュアルフォーカスの方が早いじゃん、ということもよくある話だ。

そんな文句ばかり言いたくなるカメラだが、レンズはいいんですよ。

そう、そもそもBiogon 21mm f2.8 を使いたくて買ったカメラなのだ。

 DSCF5651

カラーに関しては、過去に何回か書いているが(↓)、

今回は、モノクロで撮ってみた。

使用したフィルムは、Rollei RETRO400S と RETRO80S だ。

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CONTAX G2  Biogon T* 21mm F2.8  Rollei RETRO400S

渋谷駅前。

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CONTAX G2  Biogon T* 21mm F2.8  Rollei RETRO400S

渋谷センター街。

屋外だとピントが迷うことは少ない。

被写界深度も深く、さっとスナップできる。

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CONTAX G2  Biogon T* 21mm F2.8  Rollei RETRO400S

渋谷パルコで開催中の奥山由之の写真展(2月7日まで)。

写真撮影可だった。

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CONTAX G2  Biogon T* 21mm F2.8  Rollei RETRO400S

不穏な空だったので。

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CONTAX G2  Biogon T* 21mm F2.8  Rollei RETRO400S

だんだんと外付けファインダーで確認するのが面倒になり、最後は使わなくなる。

現像して、どこまでの範囲が写っているのかを知るのも一興だ。

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CONTAX G2  Biogon T* 21mm F2.8  Rollei RETRO400S

なるべくスローにして人をぶらしてみたけど……。

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CONTAX G2  Biogon T* 21mm F2.8  Rollei RETRO80S

ところ変わって、谷中近辺をぶらつく。

RETRO80S は、非常に滑らかな印象だ。

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CONTAX G2  Biogon T* 21mm F2.8  Rollei RETRO80S

障子からの光がきれいだった。千駄木にある旧安田楠雄邸にて。

スキャンだ
とわかりにくいが、暗部もなんとか出ている。

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CONTAX G2  Biogon T* 21mm F2.8  Rollei RETRO80S

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CONTAX G2  Biogon T* 21mm F2.8  Rollei RETRO80S

東京国立博物館で開催中の特別展「始皇帝と大兵馬俑」 を見に行く。

これは、重要文化財の木造十二神将立像。

さすがに感度的に厳しく、開放、1/2か1/4秒くらいで撮影した。

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CONTAX G2  Biogon T* 21mm F2.8  Rollei RETRO80S

上野公園。

まともな逆光なので少しゴーストが出るものの、さすがツァイスのT*コーティングといったところか。

使い勝手としては少々難点はあるものの、カラーでの発色、モノクロの描写に優れているレンズ群が使えるのはうれしい。
ただ、Gレンズはデジタルカメラの使用で人気が高く、値段がなかなか下がらないのがつらいところだ。

4 のコメント

  1. どもども、だいきちボンバー殿。
    ビオゴン21mmとは羨ましいですね。
    あっしも手に入れたいものですが、やはりマウントアダプターの連中の手で高騰してしまったので難しいでしょう。
    ちょっと前まではGレンズなんて投げ売り状態だったのですが。
    それでもビオゴン28mmF2.8が安値で手に入ったのでラッキーだと思っています。
    拙僧の物はAFが合わないと有名なG1です。これは現在では投げ売り状態ですね。しかし、拙僧の個体は思ったより外さないですね。外すには外すのですが、重要な被写体は2カット撮ることにしているので実害はそんなにないです。
    街スナップならF8に絞って3mか5mにフォーカスを固定する方法もありますね。
    外付けファインダーを使わないのは分かります。拙僧はファインダーもろくに見ないので、フォーカスインディケーターも満足に見ないんですよね。
    ちゃんと見ていればフォーカスが外れたこともわかるはずなのですが。

    Rikkie
  2. Rikkieさん、こんばんは。
    ビオゴンいいですねぇ。それも安値で。さすがです。28mmは好きな画角なので、欲しいなぁ。
    そして45mmプラナーも欲しい。けど、高い……。
    21mmだけだと、途中でつらくなるので、やはりもう一本、欲しいところです。
    G2のAFは、ちゃんと普通に使っていれば問題ないと思うのですが、急いで撮ろうとしたり、暗いところで撮ろうとすると外すので、自業自得の面も多いです。
    G1は、G2より100グラムくらい軽く、デザイン的にもかっこいいので、1台は確保しておきたいと思っています。

    だいきちボンバー
  3. こんばんは。
    コンタックスG2って詳しいこと何も知らないのですよ。
    なので、どこから切り込んで話を持っていこうかと思うのですが、レンジファインダ機でAFが搭載されているというのが凄いですね。
    そのファインダをのぞいた事が無いので何とも言えませんが、中央部に2重像の様なものは無いという事は文面から理解できました。
    でもAFが搭載されているという事で、被写体までの距離みたいなゲージか、ピントがあった場所が光るとか、何かしら無いと恐ろしくて使えませんよね?
    んー謎が多いカメラだ.....。
    試写ですが渋谷と上野の東京国立博物館前の噴水ですね。
    レンズの良し悪しとか評論出来ないのですが、これらの場所を見てちょっと懐かしく思えました。
    ではでは。

    nico nico
  4. nico nicoさん、こんばんは。
    そもそも、なんで 「レンジファインダー」のカテゴリーに入っているのかもよくわからないのです。
    AFは外部パッシブ方式(G1)、外部パッシブ方式と赤外線アクティブ方式併用(G2)ということらしいです。
    つまり三角測量の原理とかは全く使われていません。
    一応、ファインダー内で距離のゲージが出て、合焦すると、合焦マークが表示されます。あとはそれを信じてシャッターを切るのみです。まぁ、もう少し慣れも必要ですね。
    試写は渋谷と上野です。
    銀座とか新宿で試写すると、帰るころには余計な荷物が増えているので、普段はなるべく中古カメラ屋さんから離れた所で生活するようにしています。
    コメントありがとうございます。

    だいきちボンバー

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