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今年は猛暑だったので、部屋で自家現像をするとどうしても液温管理が難しく、ついつい適当にやや高い温度で現像していた。

大きく失敗することはないけど、なんかちょっと違うよなぁ、荒れてるなぁ、という感じがしていた。

ここ1,2週、やっと気温も下がってきたので、ちゃんと撮って現像してみよう、と気合を入れなおすことにした。

そこで、いままでフィルムはACROS100かTRI-X400、現像液はD-76かミクロファインだったが、心機一転、違う組み合わせにチャレンジしてみることにした。

 

 

DSCF2474

フィルムは、繊細かつコントラスト、階調に優れていると注目していた Rollei RETRO 80Sを買ってみた。

そして、このフィルムに相性が良さそうな現像液を探したところ、ロースピード向きで、ディテールに富んでいる、というADOX FX-39 を選択してみた。
両方とも、輸入物を多く扱っているSilver salt で購入した。

あいにくの曇り空だが、なるべく絞り込んで撮りたかったので、三脚とケーブルレリーズを使用した。

ボディは、LEICA M6、レンズは、LEICA ELMARIT-M 28mm f2.8 (3rd)、LEICA SUMMICRON 50mm f2 (3rd)、P. Angenieux 35mm f2.5 (Type R1) を用意した。

現像はレシピに沿って、FX-39 : 水=1 : 19 で希釈、20℃、13分、最初の30秒攪拌、以降 60秒に 2回攪拌 で行った。
現像後、GT-F740 を用いて2,400dpi でスキャンした。その後、1MBくらいに縮小している。

 

 

img329 28mm f11 15
LEICA M6  ELMARIT-M 28mm f2.8(3rd) Rollei RETRO 80S

f11、1/15 で撮影。

フィルムなのか、現像液なのか、現像の仕方なのか、もしくはそのすべてなのか、いままでの自分のネガと全く違うクオリティだ。

ヌケがよく、ディテールもよく描写されている。

 

 

img334 28mm f11 8-2
LEICA M6  ELMARIT-M 28mm f2.8(3rd) Rollei RETRO 80S

f11、1/8 で撮影。

 

 

img335 28mm f8 8-2
LEICA M6  ELMARIT-M 28mm f2.8(3rd) Rollei RETRO 80S

f8、1/8 で撮影。

なんか、いままでの自分が思っていたエルマリートのイメージと全然写りが違う。

どう言えばいいのか、線が細いけど、力強い感じだ。

いままで、レンズ本来の実力を引き出せていなかったのだろう。

 

 

img337 ズミクロン f8 8-2
LEICA M6  SUMMICRON 50mm f2 (3rd) Rollei RETRO 80S

f8、1/8 で撮影。

 

 

6半 8-2
LEICA M6  SUMMICRON 50mm f2 (3rd) Rollei RETRO 80S

f5.6半、1/8 で撮影。

ズミクロンも解像力が高いが、あたたかみのある、まろやかな感じ。立体感もいい。

 

 

6 1 -2
LEICA M6  P. Angenieux 35mm f2.5 (Type R1) Rollei RETRO 80S

f5.6、1秒 で撮影。

開放だと甘いアンジェニューだが、絞って撮ると細い鉛筆で丁寧に描いたような繊細な描写だ。

 

 

img360 ズミクロン f2 15 -2
LEICA M6  SUMMICRON 50mm f2 (3rd) Rollei RETRO 80S

ここからは、手持ちで撮影。

開放f2、1/15。開放でこれだけ写るのか。

 

 

img362 ズミクロン f4 30 -2
LEICA M6  SUMMICRON 50mm f2 (3rd) Rollei RETRO 80S

f4、1/30 で撮影。

 

 

img363 ズミクロン f4 30 -2
LEICA M6  SUMMICRON 50mm f2 (3rd) Rollei RETRO 80S

f4、1/30 で撮影。

やばい、モノクロ楽しい。これは奥が深いなぁ。

こんなに繊細かつ力強かったのか、いままで知らなかった扉を開けた感じだ。

レンズ、フィルム、現像液、現像方法、など、さまざまな組み合わせを探求してみたい。

 

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