8月22日(土)、代官山のヒルサイドフォーラムにて、川島小鳥 と 奥山由之 のトークイベントに行ってきた。
2人とも、仕事も作品もすべてフィルムで撮影しているので、プロがどんな感覚でフィルムを使っているのかを聞きたいと思っていた。
奥山は、写真を撮り始めたころはデジタルカメラを使っていて、フォトショップで凝ったレタッチもしていたそうだ。
しかしタイに旅行に行ったときに、友人からフィルムカメラを借りて1本撮ってみたら、その仕上がりに驚いたという。
フィルムで撮った写真は、いくらデジタルでレタッチをしても追いつけない “これが写真だ” と思ったそうで、その日以来、フィルムでしか撮っていないという。
川島は、フィルムについて、「写っているか、いないかが楽しいんでしょ」と言っていた。また、デジタルカメラの液晶画面に蓋をして見えなくすれば(使ってもいい)、とも。
このあたり、写真集 『BABY BABY』、『未来ちゃん』、『明星』を見てみても、川島と被写体との関係性はフィルムならではだと思う。
写真を撮った後に液晶画面で確認している川島の姿は想像できない。
トークショー終了後、サイン会があったので、『明星』にサインしてもらった。すごいいい人でした。
というわけで、前回(フィルムと歩く古い町並み 馬籠宿編)の続き、馬籠宿を出て、岐阜県の岩村に向かう。
NIKON F3 HP Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2 Kodak EKTAR100
馬籠宿から中津川市を抜けて、1時間ほどで着いた。
岩村は、岩村城の城下町として栄え、商人町、職人町が並ぶ。
岩村城は日本100名城、日本三大山城の一つに数えられている。女城主の話も有名だ。
この通りから坂道を登って10分くらいで着くので、ぜひ立ち寄りたい。
NIKON F3 HP Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2 Kodak EKTAR100
NIKON F100 AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G LOMO800
NIKON F100 AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G LOMO800
NIKON F100 AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G LOMO800
NIKON F100 AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G LOMO800
NIKON F100 AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G LOMO800
NIKON F100 AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G LOMO800
NIKON F3 HP Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2 Kodak EKTAR100
NIKON F3 HP Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2 Kodak EKTAR100
NIKON F3 HP Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2 Kodak EKTAR100
NIKON F3 HP Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2 Kodak EKTAR100
NIKON F3 HP Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2 Kodak EKTAR100
岩村は美濃、信濃、三河の国境付近に位置し、江戸時代には東濃地方の政治・経済・文化の中心として栄えた。
保存地区の町並みは商家町の特色ある景観をいまに伝えてくれる。
この日は、夕方から60年以上続く 「いわむら夏祭り」 が行われる日だった。
各町内が変装行列をして町並みを歩く 「大変装行列」 を見てみたかったが、この日中に東京に戻らないといけなかったので、1時間ほど散策をして、先を急ぐことにした。