たまにはデジタルカメラの話なんぞも。
出張や通勤で気軽に持ち運べるデジカメとして、Fuji のX20は非常に気に入っていたのだけど、先日、ビックカメラでX-T10を手にとったところ、そのコンパクトなサイズとフラッグシップのX-T1 と遜色ない機能にやられてしまった。
さらに、EVFでのマニュアルフォーカスのピント合わせもしやすかったので、これならオールドレンズをつけても楽しめるのではないかと思い、X20 その他諸々を下取りに出して、X-T10を購入した。サヨナラ、X20……。
KLASSE W との比較。
ボディ単体では、かなりコンパクトだ。 まぁ、レンズをつけると多少かさばるけど。
とりあえず、Mマウント-FX アダプターと、C/Y(コンタックスヤシカ)マウント-FX アダプターを購入。
安い中国製(PIXCO)だけど、以前、NEX用に買ったときに精度に問題がなかったので今回も購入した。
Summicron f2/50mm(3rd) をつけてみたところ。
FUJI X-T10 XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
付属のレンズで工事現場の夕焼け。
フィルムシミュレーションは、スタンダード。
すべてjpegで撮影し、リサイズのみ行った。
FUJI X-T10 Summicron f2/50mm(3rd)
ズミクロンをつけて撮影。
フィルムシミュレーションは、クラシッククローム、絞りはすべて開放。
ちょっと、このほろ苦い感じの描写がいい。
LEICA X1 でアンダー目に撮った時の写りに少し似ている。
FUJI X-T10 Summicron f2/50mm(3rd)
FUJI X-T10 Summicron f2/50mm(3rd)
FUJI X-T10 Summicron f2/50mm(3rd)
FUJI X-T10 Summicron f2/50mm(3rd)
FUJI X-T10 Summicron f2/50mm(3rd)
FUJI X-T10 Summicron f2/50mm(3rd)
FUJI X-T10 CarlZeiss Planar 50mm f1.4 MMJ
プラナーを開放で。
フィルムシミュレーションはスタンダード。
FUJI X-T10 CarlZeiss Planar 50mm f1.4 MMJ
F2.8まで絞るとシャープだ。。
フィルムシミュレーションはスタンダード。
いままでEVF や背面液晶でのピント合わせがどうも気乗りがしなかったのだが、X-T10 ではEVFの表示タイムラグが短いのがいい。
屋外でも室内でも自動で明るさが調整されるので見やすく、また拡大表示やデジタルスプリットが使いやすいのでMFのピント合わせがしやすかった。これはオールドレンズを使う上でアドバンテージだろう。
APS-C のため、オールドレンズの「味」とも言える周辺の収差がカットされるのは痛いが、普段使いができて、オールドレンズも遊べる、という一石二鳥は魅力だろう。
また、フィルムシミュレーションの「クラシッククローム」は、オールドレンズと親和性が高いと感じた。
基本はフィルムなのだけど、気軽にオールドレンズを楽しみたいときに活用していきたい。