ネガフィルムのスキャンはEPSON の GT-F740 で行っていて、そこそこ満足はしているが、ポジフィルムのスキャンとなると、どうもピントがあまい気がする。
しかしGT-F740 では、ピント面までの距離を微調整することができない。
そこで、NIKON D610 を使ってデジカメスキャンを行うことにした。
まず、以前から欲しかったマクロレンズの銘玉・Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S を購入。
D610 + 接写リングのPK-13 + マクロレンズ+ スライドコピーアダプター ES-1 と合体させる。
ポジフィルムをマウントして、ES-1 に挿入する。
レンズとES-1は固定されているので、手ブレは起こらない。
ISO感度は100、F8 か F11 くらいで撮影する。
LEICA M6 ELMARIT-M 28mm f2.8(3rd) RDPⅢ
LEICA M6 ELMARIT-M 28mm f2.8(3rd) RDPⅢ
LEICA M6 ELMARIT-M 28mm f2.8(3rd) RDPⅢ
CONTAX 137MA CarlZeiss Planar 50mm f1.4 MMJ RDPⅢ
CONTAX 137MA YASHICA ML 28mm f2.8 RDPⅢ
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) RDPⅢ
GT-F740 と比べると、明らかにピントは良好になった。
また、色調もオリジナルに近い。スキャンの時間も短縮される。
ただ、正確にスキャンを行うにはマウントする手間がかかる。
スリーブのままで行うことも可能だが、微妙に動いたり、傷がついたり、ピントを1枚1枚微調整する必要がある。
とりあえず、デジカメスキャンの目処は立った。
あとは、Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S を 複写以外にも活用していきたい。