昨年末、札幌に用事があり、やって来た。
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) Kodak Ektar100
夕暮れ前の北海道大学。
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) Kodak Ektar100
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd) Kodak Ektar100
北海道大学のポプラ並木。
夏に来たことはあったけど、雪化粧も風情があった。
用事が済み、新千歳空港から羽田に帰ろうと思ったけど、せっかくの冬の北海道なので、寄り道して帰ることにした。
大学生の頃、夏の北海道をテント泊で回ったけど、釧路湿原に行っていないことを思い出した。あの時の旅の続きをしよう。
翌朝、札幌駅07時02分発のスーパーおおぞら1号で釧路駅を目指す。
そして、11時過ぎに釧路駅に到着。
釧路と網走を結ぶ、釧網(せんもう)線に乗り換える。
NIKON D610 TAMRON 28-75mm F/2.8 (Model A09 II)
目的地は 「塘路(とうろ)駅」 だ。
というのも、『鉄道を旅するJR全路線』(南 正時著 実業之日本社)という本に、
「湿原の真っ只中の塘路駅ではぜひ途中下車をして湿原の大自然に触れてみたいものだ。駅から茅沼方面に2kmほど行った展望台からは湿原が一望でき、塘路を発車した列車が大パノラマで望まれる。鉄道写真ファンには絶好の撮影ポイントである」 と書かれている。
この展望台(サルボ展望台)を目指す。
釧網線に揺られ、のんびりと釧路湿原をながめていると、大きな汽笛が鳴り、ブレーキがかかる。
どうやら線路上に鹿がいるようだ。
NIKON D610 TAMRON 28-75mm F/2.8 (Model A09 II)
しかし! 線路上を走ってしまう鹿……。
それでは、いつまでたっても逃げられないぞ。
そんなこんなで、釧路から30分ほどで塘路駅に到着。
NIKON D610 TAMRON 28-75mm F/2.8 (Model A09 II)
NIKON D610 TAMRON 28-75mm F/2.8 (Model A09 II)
なかなかの秘境駅だぜ。
ところが……。
駅内にある喫茶店のマスターと話をしたところ、サルボ展望台は階段が壊れていて閉鎖中とのことだった。ガビーン。
現在12時半。
夕暮れの釧路を撮りたいので、2時間後の電車で戻りたい。
展望台には登れないが、釧路湿原を散策することにした。(後編 に続く 旅カメラ in 北海道 後編)