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なんとか年内の仕事が概ね片付き、かねがね見に行こうとしていた写真展をはしごする。

・鋤田正義写真展「”WAVE” 1962年~1991年」(ギャラリーNP原宿) 
鋤田の代名詞ともいえるデヴィッド・ボウイ以外にも、マークボラン、ボーイジョージ、ジョンライドン(ジョニーロットン)、ヴィヴィアンウエストウッド、シーナ・鮎川 誠、YMO、忌野清志郎、山口冨士夫(村八分)……、と錚々たるアーティストのポートレートは圧巻。

・「ヴァンヌーボ×15人の写真家」(竹尾見本帖本店)
出版業界の者なら、みな知っているであろう竹尾という紙の専門商社があり、そこが扱う“ヴァンヌーボ”という高級紙にプリントした写真展、ということなのだが、参加している写真家がすごい。

荒木経惟/石内 都/上田義彦/尾仲浩二/川内倫子/ 佐内正史/篠山紀信/鋤田正義/鈴木理策/鷹野隆大/ 高橋恭司/蜷川実花/野口里佳/松江泰治/森山大道

これを無料で見られるのはオイシイ。

そして、この展示プリントのために実際に行われた色校正も展示されていた(触ってもいい)。初校での色調やトーンの指示、そして再校で改善されていく様子を時系列で見ることができた。

・奈良原一高「王国」(東京国立近代美術館)
朝日ソノラマから出ている写真集は見たことがあったが、やはり写真展で見ると迫力が違う。
ちなみに奈良原のデビュー作である「人間の土地」は、Canon ⅣSbで撮影したそうだ。

と前置きが長すぎたが、要は、「OLYMPUS OM-1 をもっと使わねば!」 が今回のテーマである。
ZUIKO 50mm F1.8 付を買ったはいいが、あまり使っていない。
さらに、28mm F3.5 と 75-150mm F4 を買ったはいいが、一回も使っていない。

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28mm、50mm の単焦点、さらに75-150 のズーム。
システムとしては、一応出来上がっている。

どうもOM-1 を使っていなかったのには、訳がある。一つはシャッター音だ。
「ガチョン、ガチョン」 とどうにも軽い。本当に撮れてるのか? とテンションが上がらない。

もう1点は内蔵露出計だ。
ちゃんと動いているので信用して撮ってみたら、大抵がアンダーだった。
ただ、これはすぐに理由が判明した。

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ずばり、これである。
蓋を開けてみたら、LR44 がコロッと入っていた。なんで確認しなかったんだろ、俺。

もともとは水銀電池(1.33V )が使用されるが、現在ではアダプターを介してSR44やLR44を使うのが一般的だろう。
しかしサイズも電圧も無視して、直接LR44(1.5V) が入っていたとは!

ただ単体露出計と比較したところ、「ズレは一定」であることがわかった。
つまり内蔵露出計自体は正常に動いているので、ちょっとオーバーくらいで撮れば、適正露出となる、はず。

そこで、レンズ、内蔵露出計を試すべく、神宮前を散歩した。

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OLYMPUS OM-1  G.ZUIKO 28mm f/3.5  Kodak Ektar100

開放で撮影。開放値f3.5 とはいえ、開放からちゃんと写る。色もいい。
シャッタースピードは、1/15 だった。他の一眼レフと比較してミラーショックが少ないので、スローの許容度があると感じた。

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OLYMPUS OM-1  G.ZUIKO 28mm f/3.5  Kodak Ektar100

銀座のSカメラで4000円だったけど、やるじゃないか。

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OLYMPUS OM-1  F.ZUIKO 50mm f/1.8  Kodak Ektar100

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OLYMPUS OM-1  F.ZUIKO 50mm f/1.8  Kodak Ektar100

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OLYMPUS OM-1  F.ZUIKO 50mm f/1.8  Kodak Ektar100

あれ? 今まで、こんなによく写ってたかな。
補正した露出がばっちりなのか、Ektar との相性がいいのか。ヌケがいいし、朝の冷調、ボケも自然な感じだ。

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OLYMPUS OM-1  ZUIKO 75-150mm f/4  Kodak Ektar100

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OLYMPUS OM-1  ZUIKO 75-150mm f/4  Kodak Ektar100

両方とも開放で撮影。
期待していなかったズームだけど、悪くない。確か2700円くらいで購入した。

今回は外部の露出計は使わなかったが、内蔵露出計の露出は合っていた。また、試写したレンズもよかった。
なんといっても、一眼レフでこの軽さは正義だろう。

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