東京都品川区の天王洲アイルをさらに東の海側へ向かうと、品川埠頭という、まぁ一般の人には縁がない地域がある。
ちなみに日曜日の昼間だと、こんな(↓)感じ。
NIKON F NIKKOR-Q Auto 135mm f3.5 Fuji C200
だ、誰もいねぇ……。まるで中野正貴氏の写真集 『TOKYO NOBODY』 のようだ。
日曜日だと、物流関係も止まるようで、人も車も通らない。
けど平日は多くのトラックが行き交い、東京の物流を支える地域なのだ。
で、いつものパターンで、この場所の夜中の3時はどんなもんだろう、と興味が湧いた。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fuji PRO160NS
そこで真夜中に中判担いで行ってみた。
倉庫街のひんやりした感じと、夜の色が幻想的だ。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fuji PRO160NS
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fuji PRO160NS
光に照らされて暗闇の中にコンテナが浮き上がる。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fuji PRO160NS
品川埠頭から反対岸のお台場方面を望む。
ちなみに、この品川埠頭を北端まで行くと、レインボーブリッジがきれいに撮れる。
CONTAX 167MT YASHICA ML 28mm f2.8 Fuji C200
35mm で撮影。35mmらしい粒状感もいい。
少しイメージより露光時間が長すぎたし、ゴーストも出ているけど、まぁこれはこれで。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fuji PRO160NS
平日の昼間は大きいトラックがガンガン走っているエリアだけど、真夜中はこんなに静か。このギャップがおもしろい。
暗闇に浮かぶ無機質なコンテナは、まるで夜中に休息している生き物のように見えた。
次はお隣の天王洲アイルを攻めることとした。