暗くなるのが早いので、フィルムカメラだとちょっとキツイ季節だ。
そこで、サブ機になるデジタルカメラも必要だろ、と思い立った。
候補としては、EPSON R-D1、LEICA M8、LEICA X2、Fuji X100、Fuji X-Pro1 あたりだ。
そんなとき、知人のカメラマンが、LEICA X1 を勧めていたのを思い出した。
LEICA X1 は、2009年発売のAPS-C機で、約1200万画素。ELMARIT 24mm f2.8 が固定されている。
最近は、低画素数のデジカメっていいんじゃない、という気分だったので、いろいろと作例を見てみたところ、LEICA X1のjpegの絵が気に入った。LEICA X2 より好みだ。
するとラッキーなことに、最近出番がまったくなかった望遠レンズとテレコンがいい感じに売却できたので、ほとんど持ち出しなしで買うことができた。
ハンドグリップは純正だけど、外付けファインダーはオリンパスのVF-1 をつけた。
純正のファインダーを試させてもらったところ、見え具合は最高だった。
けど3万以上するので、そこは妥協した。
表参道~神宮前をぶらつく。
特にrawデータをいじらなくても、jpegが好みの描写なので楽だし、楽しい。
拡大すると、壁の質感もしっかりと出ている。
ヌケがいいし、色も渋い。
夕暮れ前の代官山。ちょっとフィルムっぽい描写だ。
そして本日の最終目的地は……。
話題の中目黒、青の洞窟。
土日は人が多すぎて中止になったけど、平日もすごい人だったぜ……。
ISO3200 だと使い物にならない。1600でギリギリか。
NATURA1600 と撮り比べてみたいところだ。
デジタルカメラの場合、「最新=最高」 と思っていた。
確かにAFやAEの精度、操作性などは最新が一番なのだろうけど、こと描写に関しては好みもあるので、一概にそうとも言い切れないのではないだろうか。