横浜にある京浜東北線の鶴見駅から、鶴見線という渋い電車が出ている。
京浜工業地帯の工場への通勤客が多い路線だ。
鶴見駅に行くたびに気にはなっていたが、実際に乗ったことはなかった。
川崎市の扇町駅までが本線なのだが、支線もあり、その中の海芝浦駅という駅がホームのすぐそばが海、というロケーションなので、探索してみることとした。
装備は、最近気に入っているCONTAX 137MA と FLEXARET の組み合わせだ。
まず、鶴見駅を出て一つ目の国道駅で途中下車。
この駅は昭和風情が残っていると評判の駅だ。
CONTAX 137MA CarlZeiss Planar 50mm f1.4 MMJ Fuji C200
国道駅の入口を道路の反対側から撮影。
いきなり、窓ガラスが割れているバイオレンスな景色に興奮する。
CONTAX 137MA CarlZeiss Planar 50mm f1.4 MMJ Fuji C200
駅に入ると……、真っ昼間なのに、暗すぎやろ。
CONTAX 137MA CarlZeiss Planar 50mm f1.4 MMJ Fuji C200
無人の改札口。ちなみにSuica は使える。
FLEXARET Ⅵ MEOPTA BELAR 80mm f3.5 Kodak PORTRA160
地上に出てやっと光を浴びる。なんとも味わい深い駅だった。
ちょうど海芝浦駅行きの電車が来たので、一気に海芝浦へ向かう。
車内は、工場に向かうサラリーマンや作業員が多い。
CONTAX 137MA CarlZeiss Planar 50mm f1.4 MMJ Fuji C200
(11月17日追記)
鶴見線の話なのに、鶴見線の車両が出てきていなかったので追加しておきたい。
CONTAX 137MA CarlZeiss Planar 50mm f1.4 MMJ Fuji C200
海芝浦駅に到着。
電車を降りてすぐに、駅のホームからこの景色が広がる。
柵の向こうは海なので、ちょっと怖い。
遠くに鶴見つばさ橋が見える。夜になるとライトアップされて綺麗だそうだ。
FLEXARET Ⅵ MEOPTA BELAR 80mm f3.5 Kodak PORTRA160
ちなみに海芝浦駅は、東芝の敷地内にあり、東芝の社員や関係者以外は改札の外へは出られない。
乗ってきた電車は15~20分くらい停車しているので、その間に撮影をして、トイレを済ませる。
なにせこの電車を逃すと、次の電車は2時間後だ。
FLEXARET Ⅵ MEOPTA BELAR 80mm f3.5 Kodak PORTRA160
浅野駅で途中下車。浅野駅まで戻ると本線なので、多少は本数が多い。
鶴見線の前身、鶴見臨港鉄道の設立者である浅野財閥の創設者・浅野総一郎に因んでつけられた駅名だそう。
CONTAX 137MA CarlZeiss Planar 50mm f1.4 MMJ Fuji C200
東京近郊にこんなローカル線があるとは。
鶴見駅まで戻ると、ちょっとした旅行を終えた気分を味わうことができた。
楽しそう!
荒廃した感じは、ぼくも好きですね。
意外と近くにそんな場所があって、
「今度撮りに行ってみよう」と思いました。
apex さん、コメントありがとうございます。
鶴見線は昭和風情が残っていて、都内で言うと、京成立石や大塚っぽい雰囲気でした。こういう懐かしい感じや荒廃した感じは、フィルムとマッチしますね。
ぜひ、撮りに行ってください!