NIKON S2 と NIKKOR-H・C 5cm F2 の写りに味をしめ、 NIKKOR-P 10.5cm F2.5 と W-NIKKOR 3.5cm F2.5 を購入した。
この2本のレンズは、「ニッコール千夜一夜物語」 の第37夜(3.5cm F2.5 )と第45夜(10.5cm F2.5)で取り上げられている。
今回は、この2本を携えて横浜へ向かった。
NIKON S2 W-NIKKOR 3.5cm F2.5 LOMO100
逆光で撮ってみたが、破綻なく写っていて驚いた。
NIKON S2 NIKKOR-P 10.5cm F2.5 LOMO100
NIKON S2 NIKKOR-P 10.5cm F2.5 LOMO100
NIKON S2 NIKKOR-P 10.5cm F2.5 LOMO100
10.5cm F2.5。このレンズは、相当イイ。
Fマウントの135mm F3.5 と同様、他のレンズより安いのによく写る、というのは、“俺だけが知っているあの娘の魅力” 的な感覚で快感だ。
NIKON S2 NIKKOR-P 10.5cm F2.5 LOMO100
NIKON S2 NIKKOR-P 10.5cm F2.5 LOMO100
NIKON S2 NIKKOR-P 10.5cm F2.5 LOMO100
60年前のカメラとレンズがこれだけ写ることも驚きだが、S2ボディの質感、巻き上げの感触、ファインダーの見え具合、ヘリコイドの滑らかな動き、シャッターの音、バネや歯車の感覚、など機械、モノとしての完成度の高さや日本の技術力に感動すら覚える。
そして、このカメラだったら、いままで撮れなかった写真が撮れるのではないか、という幻想を抱かせてくれるのだ。