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天王洲のポタリングが思いのほか良かったので、翌日はもう少し足を延ばすことにした。
しかし、あまり遠出はできない。
「ポタリング」と格好つけて書いてきたが、実は電動アシストのママチャリなのだ。バッテリー切れだけは避けたい。そこでエコモードで走り、バッテリーが半分になったら帰ることにした。

国道1号線、15号線を北上し、芝浦のYANASEのあたりで海へ向かう。
このあたり、おしゃれな感じと開発に取り残された昔ながらの東京が複雑に絡み合う不思議なエリアだ。

 

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F3 HP  NOKTON 58mm f/1.4  PORTRA400

ちょっと水が変色した運河と屋形船、タワーマンションがなんともミスマッチな中、その異空間を切り裂くようにモノレールが疾走する。

そのまま東へ走ると、レインボーブリッジの付け根に着く。

自転車で来ている人も多く、係員が自転車のタイヤに台車を付けている。どうやら、エレベーターに自転車ごと乗れて、向こう岸(お台場)まで自転車で行けるようだ。

 

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F3 HP  NOKTON 58mm f/1.4  PORTRA400

 

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F3 HP  NOKTON 58mm f/1.4  PORTRA400

 

ここで痛恨のミス。レインボーブリッジの上から撮影した写真の多くに、金網が写りこんでしまっていた。この写真も下部に黒い影みたいなものが……。
デジタルならばその場で確認できるけど、フイルムではわからない。けど自己責任だから、しょうがないね。これもある意味、フイルムの良さでしょ!

現像後に失敗が判明する、というシーンで思い出してしまった。

いまから10年以上前のこと。ある歌姫が結婚する、ということで特別号を出すことになった。
そこで、出生地へ取材に行き、卒業アルバムなどを探し、同行したカメラマンが複写する、という仕事があった。
いまのデジタル時代ならば複写なんて、なんてことはないだろう。しかし、当時、ポジで複写するというのは、それなりに技術が必要とされた。もちろん、経験豊富なカメラマンならばなんてことはないが、その時一緒にいたのは、写真学校を出たばかりの新人カメラマンだった。

 

堀内カラーからあがってきたスリーブを見て、驚愕した。ちょっとピンボケ、どころではなく、すべてピンボケ。カメラマンは、半泣き状態で副編集長から蹴りを入れられている。
幸い、所有者の連絡先を聞いていたので、違うカメラマンが急遽派遣されて、発行に間に合わせることはできた。

 

 

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F3 HP  NOKTON 58mm f/1.4  PORTRA400

そんなこんなで、ブラブラと北品川まで来た。

開発が進む品川駅東口からわずか数十メートルのところに、こんなレトロな風景が広がる。
この近くには、中古の松坂屋カメラがあるが、ゴールデンウィークでお休みのようだ。

家に着く頃にはちょうどバッテリーも切れ、小旅行を終えた。

 

 

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