今年のゴールデンウィークは遠出はできなかったので、自転車で近場の撮影スポットを探す。
装備は、NIKONのF3HPとF100、レンズは買ったばかりの Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4と Ai AF Nikkor 180mm f/2.8D だ。
NOKTONはF3に、オートフォーカスの180mmはF100につける。
自転車でふらふらと海の方へ向かう。よし、ひさしぶりに天王洲アイルに行ってみよう。
F3 NOKTON 58mm f/1.4 FUJI C200
NOKTON 58mmは、軽くて、小さく、ピントも合わせやすく、と常用レンズとしては最高だ。
しかも安い。フジヤカメラで、38000円ほどだ。
F3 NOKTON 58mm f/1.4 FUJI C200
しかも絞ると引き締まった絵になる。それでいて、やさしい感じはフイルムならではだ。
F100 Ai AF Nikkor 180mm f/2.8D PORTRA400
オートフォーカスのDレンズ、180mm は、デジタル一眼レフ用に買った。Gレンズと比べると、設計は古く、フルサイズ時代のデジタル一眼でどこまで通用するか、と思っていたが、非常にシャープな絵で気に入っていた。
このレンズをフイルムでも使いたい! と思って買ったのが、F100だ。
F100は、Dレンズ、Gレンズも使えるし、マニュアルレンズもフォーカスエイドが付いているのでピントを合わせやすい。しかも、なかなかの美品を1万円で買うことができた。
Dレンズ、Gレンズといったデジタル用に買ったレンズ群を、こうやって1万円の投資で銀塩カメラでも楽しめるようにする、これは、一粒で二度おいしい。
天王洲は開発が進むと思いきや、バブル崩壊によって停滞していた地域だ。
しかし最近は、居住用マンションが立ち並び、少しずつ活気が戻っている。
気ままな自転車旅に味をしめ、翌日は芝浦~レインボーブリッジを攻めることにした。