もう今から2ヶ月以上前かな、LEICA CL と Summicron 40mm にフジのC200を詰めて桜を撮っていたんです。
その日は確か2カ所で20枚以上は撮ったかな、けどなんか巻き上げが少し重い。
で、家に帰ってじっくりボディを見てみると、なんとまぁ、裏蓋がほんの少し、1、2mmくらい開いていたんです(上の写真は再現写真)。
LEICA CL は、このように裏蓋を閉めるのだけど、どうやら完全に閉まっていなかったようだ。
しかし、これ、どうなんだろう。
冷静に考えると感光しているんだけど、ひょっとしたら大丈夫かも、とか部分的にちょびっと感光しているだけでしょ、という気もする。現実逃避ですな……。
当然、裏蓋はすぐに完全封鎖させたけど、まだ10枚くらい残っている。
しかし感光してそうなので撮る気力が起こらないまま2ヶ月が経過。
このままじゃいかん、ということで残りを撮り切って現像に出したわけです。
ひょっとしたら感光したカットがおしゃれな感じに写っているかもしれない、というかすかな期待を抱きながら……。
LEICA CL Summicron 40mm f2 Fujifilm C200
しかし、案の定、がっつり感光してました。
けどなんかこれだと、単に露出を間違えてオーバーで撮った人、みたいでやだなぁ。
LEICA CL Summicron 40mm f2 Fujifilm C200
これも飛んじゃってますねぇ。
本当は、桜が舞い散るシーンと逆光のゴーストで傑作だったはずなんですが。
LEICA CL Summicron 40mm f2 Fujifilm C200
このあたりのネガはずっとこんな感じに露出オーバーで彩度も飛んでいる感じ。
LEICA CL Summicron 40mm f2 Fujifilm C200
これは感光はしているものの、マシな方。
LEICA CL Summicron 40mm f2 Fujifilm C200
おお、これは結構まともじゃないか。
LEICA CL Summicron 40mm f2 Fujifilm C200
と思ったら、ぴゃー。
けどどうだろう。これはちょっとかっこいいかも。狙ってできたらおもしろいけどね。
LEICA CL Summicron 40mm f2 Fujifilm C200
ただ、こんなカットもあるわけです。
LEICA CL Summicron 40mm f2 Fujifilm C200
電車の中から目黒川の桜。
この時は裏蓋は閉じていたけど、既に感光していたみたい。
LEICA CL Summicron 40mm f2 Fujifilm C200
このカットまでは感光していて、この後の最後の数枚はまともだった。
LEICA CL Summicron 40mm f2 Fujifilm C200
そのまともなカット。ズミクロンいいなぁと。
まぁちょっとほろ苦い初歩的なミスですが、どんな風に感光するのか少しわかったのでいい経験になりました。
おしまい。