重要伝統的建造物群保存地区の話は、4回かかってやっと初日が終わった(古い町並みで夜景を撮る 妻籠宿編)。
この後、2日目があり、さらに先々週も2日間廻ってきたので、このネタだけで全部で15回くらいはいくだろう。うぅ、長い。
あまり連続なのもどうかと思うので、ちょっと違う話もはさもう。
そこで今回は、未使用写真が溜まっているMamiya RZ67 ProⅡ について記しておきたい。
RZ67 は、『You は何しに日本へ?』 に出ていたメキシコ人カメラマンのホセくんが使っていたので、最近は知名度が上昇しているようだ。
だいきちの重要伝統的建造物群保存地区巡りでも、このカメラを使っていたら3回ほど知らない人から声をかけられた。
レンズはずっと SEKOR 110mm f2.8 なので、違う画角も使ってみようかなぁ、とひさしぶりに中古カメラ屋さんを覗くと、ボディの値段が以前の1.5倍~2倍くらいになっていて驚いた。これはホセくん効果なのだろうか。
RB67用の方眼スクリーンに変更している。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fujifilm PRO160NS
ブローニーフィルム(120)で10枚撮影可能。
フィルムは、安くて色も気に入っているPRO160NSを使うことが多い。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fujifilm PRO160NS
逆光にも強いけど、ゴーストが出ることは多い。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fujifilm PRO160NS
東京湾の日の出。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fujifilm PRO160NS
羽田空港へ向かうモノレール。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fujifilm PRO160NS
品川埠頭からお台場を望む。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fujifilm PRO160NS
品川の運河。
フィルムホルダーを回転させるだけで縦位置が撮れるのはありがたい。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fujifilm PRO160NS
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fujifilm PRO160NS
海ほたるから川崎の工業地帯を望む。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fujifilm PRO160NS
品川埠頭。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fujifilm PRO160NS
天王洲アイル。
Mamiya RZ67 ProⅡ SEKOR 110mm f2.8 Fujifilm PRO160NS
現像は郵送で出して、現像とCDデータ作成をしてもらい、気に入った写真は近所のお店でプリントしている。
するとフィルム代と現像・CDデータで1本1000円以下でいけるので、なんとかやっていけそうだ。
(Fuji のフィルムも10月以降値上げのようだけど)。
RZ67 は、シャッタースピードは1/400 までしかないけど、中判でじっくり撮る用なので、まぁそこで困ることはないだろう。
レンズの描写も優秀だし、唯一 「重い」(2.5kg) こと以外に不満はない。
また、中判フィルムカメラで子どもを撮る、という濱田英明さんの写真集(『Haru and Mina』)に思いっきり影響を受けて、うちの子ども達をRZ67 で撮っているが、これがとってもいい。
もともとは写真館やスタジオなどできっちりと撮る、というイメージが強いRZ67だが、外でぶん回して撮ると、ぶれても、ぼけても、なかなか絵になるのだ。