やばい。もう9月も終わりそう。
というわけで、夏に撮った思い出のフィルム写真たちを残しておきたい。
NORITA66 NORITAR 80mm f2 RVP50
お盆に親戚の家に行った時の1枚。
光の入り方や風が気持ちよかった。
初めてNORITA66 でポジフィルムを使ってみたけど、NORITARレンズ独特のコクやシャドゥの描写がいいなと。
NORITA66 NORITAR 80mm f2 RVP50
実際のポジフィルムはもっと発色やヌケがいいんだけど、データ化するとだいぶ感じが変わってしまうのが残念。
NORITA66 NORITAR 80mm f2 RVP50
NORITA66 NORITAR 80mm f2 RVP50
NORITA66 NORITAR 80mm f2 RVP50
Velviaの発色の良さとNORITAR のボケ、ピントのキレがたまらん。
▲NORITA66はノリタ光学が1972年から76年まで製造していた6×6サイズの中判カメラ。特筆すべきは、中判カメラのレンズとしては非常に明るいNORITAR 80mm f2。このレンズの立体感やボケは相当だと思う。
ボディは調子が悪い個体が多いけど、5万円かけて(痛い)修理、オーバーホールしたので絶好調。
▲当時のパンフレットもかっこいい。
OLYMPUS O-Product 35mm f3.5 Kodak Ultramax400
そしてO-Product。
インダストリアルデザイナーの山中俊治氏によるデザイン、というところが注目されるけど、3群3枚トリプレットレンズの描写もなかなかのものだ。
▲1988年発売。バブル真っ只中という時代背景もあってか、「未来は絶対に明るい」と思わせるワクワクするデザイン。一時はプレミアも付いていたけど、付属のストロボがなかったので、すんごい安かった。
OLYMPUS O-Product 35mm f3.5 Kodak Ultramax400
ボタンは、セルフタイマーとシャッターボタン、そして巻き戻しボタンのみ。
露出補正があれば、もっと表現が広がると思うんだけどねぇ。ダイキチは露出補正を多用するので、その点が非常に惜しい。
OLYMPUS O-Product 35mm f3.5 Kodak Ultramax400
OLYMPUS O-Product 35mm f3.5 Kodak Ultramax400
けどまぁ、オートフォーカスだし、素朴な写りをするので、ちょっと持ち歩くには悪くないと思う。
NIKON F100 AF 50mm f1.4 LOMO400
そしてNIKON F100。
このカメラは、フラッグシップのNIKON F5 の弟分的存在で高性能。
1/8000 が使えるので、昼間でも開放付近で撮ることができる。
ダイキチ的には、子供と遊びに行くときに使うことが多い。
オートフォーカスのレンズで動き回る子供を撮る。
▲このカメラの持病である裏蓋のベタベタがあったけど、ベタベタしてても機能には全く問題なし!
銀座のレモン社で1万円くらいだった。
NIKON F100 AF 50mm f1.4 LOMO400
NIKON F100 AF 50mm f1.4 LOMO400
NIKON F100 AF 50mm f1.4 LOMO400
フィルムがいいなと思うところは、光の捉え方だったり、湿度感だったり、ちょっと懐かしくもほろ苦い描写だ。そしてそれらは夏の思い出や記憶と同じだから、夏を描写するのにフィルムは最適なのかなと思う。
そして、見返すときにその時の情景や感情も呼び起こされるので、家族写真とフィルムもマッチするなと。
というわけで、この夏に使ったカメラとともに、夏の思い出を振り返った。
おしまい。