LINEで送る
Pocket

 

もともと、ライカのデジタルカメラには興味がなく(高いし)、デジタルはX-Pro2があるから全く問題なし、と思っていたのだけど、記憶カメラさんのホームページで、LEICA M-P で撮られた写真を見て「ライカのデジタルもいいな」とはじめて思った。

デジタルのライカは、現行のM10、一つ前のM(Typ240)、さらにその前のM9、と大まかに分けられる(派生モデルはあるけれどとりあえず)。

で、いわゆる性能的なものは、やはり最新のM10が群を抜いている。

どうせ買うならM10だよなぁ、ということで、年末か来年あたり、国内より安く入手できる香港に旅行を兼ねて行こうと決めていた。

けど内心、ずっと心に引っ掛かっていたのです。 「M9系の写りは捨てがたいな」と。

M9はセンサーがコダック製CCDで、色味がこってりとしていてコダクロームを彷彿とさせる。

なつかしのコダックのデジカメ・DC4800(310万画素!)やオリンパスのE-500など、コダックCCDを愛用していたものとしては、最後のコダックCCDを経験しておくべきではないか、それもライカレンズとの組み合わせで……!

LEICA M9 は発売が2009年。派生モデルのM-E は2012年。 行くなら一刻も早く行かないと、程度のよいものは少なくなるだろう。

そんな時、さらに背中を押すブログを見てしまった。

 

Ichiro Photography  M10ユーザーだから言えるM9のススメ

そうそう、M10もいいけど、M9も捨てがたいよなぁ。

最新のカメラはお金さえあれば手に入るけど(値段はさておき)、昔のカメラはプライスレス。

自分がうっすらと思っていた描写のことが所有者の口から語られていたので、もやもやとしたものが確信に変わったわけです。

と言うわけで、M9、M9-P、M-E を探すわけですが、これがなかなか状態の良いものが少ない。

さらにLEICA CCD問題というのがあり、買うならCCDセンサーが交換されているものにすべきだろう。

で、前置きが長くなってしまいましたが、なんとか、状態がよく、最近CCDを交換したばかりというM-E を入手することができたわけです。

 

M-E は、それまでのM9、M9-Pに付いていたフレームセレクトレバーとUSBコネクタが省略されたモデルだけど、出てくる絵はM9と同じだし、M(typ240)登場後も併売されていたので、比較的状態の良いものも多い。

購入から1カ月が経とうとしているが、諸事情によりあまり使う機会がなく大した写真もないけど、一応、参考までに載せておきたい。

 

 

LEICA M-E  Summicron 50mm f2(3rd)

まずはズミクロン(1992年製)を開放中心で使ってみた。 ヌケの良さやボケの感じは確かにズミクロンだなと。

発色も思ったよりナチュラルだし、つややかな光をキャッチしてくれた。

 

LEICA M-E  Summarit 50mm f1.5

 

今度はズマリット(1956年製)。

これも開放だったと思うけど、ズマリットらしいクセが出ている。

 

 

LEICA M-E  Elmar 90mm f4(Fat Elmar)

 Fat Elmar を開放で使ってみる。

このレンズは1932年頃の製造だけど、まぁよく写るなと。

 

 

LEICA M-E  Summicron 50mm f2(3rd)

ISO感度は800〜1000が限界か。理想は400以下で撮りたい。 現行のデジカメでは考えられないけど、感度を上げると本当にノイズが出ることに驚く。

 

 

 

LEICA M-E  Summicron 50mm f2(3rd)

 

 

 

LEICA M-E  Summicron 50mm f2(3rd)

このあたりの、ちょっとアンダーにした時の色味や絵の具を何層か重ねたような濃厚な感じがいいなと。

 

 

LEICA M-E  Summicron 50mm f2(3rd)

少し曇り空だったので濃厚なブルーは確認できなかったけど、透明感のあるヌケの良い描写だ。

 

 

 

 

LEICA M-E  Summicron 50mm f2(3rd)

 

あとはとにかく液晶がプアで、露出やピントの確認が難しい。 そのため次第に液晶で確認しなくなるのだけど、それがある意味フィルムカメラのようで、集中して撮ることができる。

 

 

 

 

LEICA M-E  Summicron 50mm f2(3rd)

 

あとはレンジファインダー機の構図決めと二重像でのピント合わせが、やはりスナップに向いていて撮りやすい。

ダイキチの場合、EVFでのピント合わせだと、きっちりピントを合わせられる反面、どうしても反射的に撮れないので、自分にはレンジファインダーの二重像合致方式の方が使いやすいようだ。

 

 

というわけで、LEICA M-E について見てきた。

 

やはり一世代、二世代前のカメラらしく、使い勝手は劣るものの、出てくる絵はその弱点を補ってあまりあるものだと思う。

 

また、カラーがいいと思っていたけど、モノクロで撮ってもなかなか厚みのある描写なので、次回はモノクロについても触れてみたい。

 

おしまい

スポンサードリンク

2 のコメント

  1. だいきち殿

    うーん、だんだんライカ沼へはまってきてますね。 何となくポートレートなど撮りたくなってきたのでは?

    Summarit 50mm f1.5は大昔、持っていた時期がありましたが、クセ玉ですね。

    次はM10ですかね。 (^_-)

    1. 連豆さん、こんにちは。
      ライカはフィルムではよく使っていますが、デジタルだとまた違いますね。操作感はフィルムに近いので違和感がないのですが、撮る写真自体がまだしっくりこないというか。
      ズマリットもフィルムで使う時はもうちょっとふんわりとしているので、意外としゃっきりと写るズマリットに多少違和感があります。まぁ、もっと使い込んでいかないとよくわかりませんが……。

      いよいよフィルムが使えない、となったらM10(M11?)を買おうかなと思っています。とりあえずはフィルムとLEICA M-EとX-Pro2 体制ですね。

      daikichibomber

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です